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第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,4
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,4単線図
単線図のポイント
1. 100V電源ラインはVVF 2.0-2C、200V電源ラインはVVF 2.0-3Cを使用。
2. 電源の1次側電線、モーター、接地極は施工省略とする。
3. 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
4. 「イのスイッチ」により「イの引掛けシーリング(角形)」が点灯。
使用器具
1. コンセント
2. スイッチ
3. 引掛けシーリング(角形)
4. 端子台
5. ジョイントボックス
6. 電源表示灯
第二種電気工事士複線図の描き方 平成28年度技能試験候補問題No,4
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
100V配線遮断器、200V漏電遮断器は端子台(施工省略)で代用されることが予想できますので、5接点の端子台を描きます。
この候補問題の場合、100V電源は接地側電線「N」を上に書いたほうが、配線がスッキリしてわかりやすいです。
「イの引掛けシーリング(角形)」、「イのスイッチ」、「コンセント」、「電源表示灯」、「モーター」(施工省略)、「接地極」(施工省略)を単線図と同じ位置に描きます。
②100V電源の接地側「N」をスイッチ以外の器具につなげる
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
100V電源の接地側電線「N」を「イの引掛けシーリング(角形)」、「イのスイッチ」、「コンセント」につなげます。
この候補問題では右側のジョイントボックス内の電線の接続箇所に差込コネクタを使用、左側のジョイントボックス内の電線の接続箇所にリングスリーブを使用する事とします。
ですから電線の接続点の右側に黒四角(■)、左側に黒丸(●)を描きます。
③電源の非接地側電線「L」とスイッチ、コンセントをつなげます
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
電源の非接地側電線「L」をイのスイッチとコンセントにつなげます。コンセントへの配線はイのスイッチからの渡り配線でつなぎます。
④スイッチに対応する器具をつなぎます
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
イのスイッチからイの引掛けシーリング(角形)につなぎます。
⑤200V電源を器具につなぎます
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
200V電源をモーター(施工省略)につなぎます。三相交流回路なので端子台のR,S,Tからモーターにつなぎます。
Tを上、Sを中、Rを下に描いたほうが配線がスッキリして解りやすいです。
⑥電源表示灯を200V電源につなぎます
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
電源表示灯に必要な電源は単相なので2本の電線をつなぎます。
この候補問題では電源表示灯はS相とT相間に接続するものと想定し、三相200Vの電源の「S相」「T相」から電源表示灯につなげます。
配線の接続点に黒丸(●)を記入します。
⑦ジョイントボックスを描き電線の接続点を描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
配線を接続する箇所の中央ににジョイントボックスを描きます。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブを左のジョイントボックス内の接続に使用、差込コネクタは右のジョイントボックス内の接続に使用とさせていただきました。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑦配線の色を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,4
配線の色を記入します。接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。非接地側電線「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。
非接地側電線「L」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、VVF2.0-3C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成28年度候補問題No,4の完成です。
第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,5
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,5単線図
単線図のポイント
1. 100V電源ラインはVVF 2.0-2C、200V電源ラインはVVF 2.0-3Cを使用。
2. 100V・200V電源ラインの1次側、ロのランプレセプタクルは施工省略と
する。
3. 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
4. 「イのスイッチ」により「イの蛍光灯」、「ロのスイッチ」により「ロ
のランプレセプタクル」が点灯。
使用器具
1. コンセント
2. 接地極付きコンセント20A250V
3. ランプレセプタクル
4. 配線遮断器
5. 漏電遮断器
6. 接地端子
7. スイッチ
8. ジョイントボックス
注 配線遮断器・漏電遮断器・接地端子は同一の端子台で代用されること推定します。
第二種電気工事士複線図の描き方 平成28年度技能試験候補問題No,5
第二種電気工事士複線図候補問題No,5
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,5
100V電源用の配線遮断器、200V電源用の漏電遮断器、接地端子は端子台が支給されることが予想されますので5接点の端子台を描きます。
この候補問題の場合、100V電源は接地側電線「N」を上に書いたほうがわかりやすいです。
「コンセント」、「接地極付きコンセント20A250V」、「ランプレセプタクル」、「蛍光灯」(施工省略)をそれぞれ単線図と同じ位置に描きます。
②100V電源の接地側電線「N」をスイッチ以外の器具につなげる
第二種電気工事士複線図候補問題No,5
100V電源の接地側電線「N」を「イの蛍光灯」(施工省略)、「ロのランプセレクタプル」、「コンセント」につなげます。
電線の接続点を黒四角(■)で描きます。
③電源の非接地側電線「L」をスイッチ、コンセントにつなげます
第二種電気工事士複線図候補問題No,5
電源の非接地側電線「L」を露出型コンセントとスイッチにつなげます。
先ずはイのスイッチにつなぎ、ロのスイッチへは渡り配線でつなぎます。
同様にロのスイッチからコンセントにつなぎます。
④スイッチに対応する器具をつなげます。
第二種電気工事士複線図候補問題No,5
「イのスイッチ」と「イの蛍光灯」、「ロのスイッチ」と「ロのランプセレクタプル」をつなぎます。
⑤200V電源ラインを接続します
第二種電気工事士複線図候補問題No,5
200V電源ラインと接地線を接地極付きコンセント20A250Vにつなげます。
⑥ジョイントボックスを描き、配線の接続箇所に印を付けます
第二種電気工事士複線図候補問題No,5
配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
残りの電線接続箇所にには黒丸(●)を描きます。
この候補問題ではリングスリーブによる接続とさせていただきます。
候補問題にはすべての電線のサイズ(太さ)は書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑦配線の色を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,5
配線の色を記入します。接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側電線「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では200V電源に黒線と赤線、接地線に緑線が使用されると予想ができますので、B(黒)、R(赤)、G(緑)と仮定し記入しました。緑の点線内の電線の色は逆でも大丈夫です。
非接地側電線「N」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、VVF2.0-3C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,5の完成です。
複線図がわかったら実践で練習しよう!
第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,6
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,6単線図
単線図のポイント
1. 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
2. 左のイの引掛けシーリング(角形)は施工省略とする。
3. 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
4. 「イの3路スイッチ」により「イの引掛けシーリング(角形)×2個」が
点灯。
使用器具
1. 露出型コンセント
2. 3路スイッチ
3. 引掛けシーリング(角形)
4. ジョイントボックス
第二種電気工事士複線図の描き方 平成29年度技能試験候補問題No,6
第二種電気工事士複線図候補問題No,6
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,6
この候補問題の場合、電源は接地側電線「N」を上に書いたほうがわかりやすいです。
「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、「露出型コンセント」、「3路スイッチ」を単線図と同じ位置に描きます。
②電源の接地側電線「N」をスイッチ以外の器具につなげる
第二種電気工事士複線図候補問題No,6
電源の接地側電線「N」を「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、「露出型コンセント」につなげます。
この候補問題では右側のジョイントボックス内の電線の接続箇所に差込コネクタを使用、左側のジョイントボックス内の電線の接続箇所にリングスリーブを使用する事とします。
電線の接続点を黒丸(●)で描きます。
③電源の非接地側電線「L」とスイッチ、コンセントをつなげます
第二種電気工事士複線図候補問題No,6
電源の非接地側電線「+」を露出型コンセントと左側の3路スイッチにつなげます。電線の接続点を黒丸(●)で描きます。
④3路スイッチをつなげます。
第二種電気工事士複線図候補問題No,6
図のように左の3路スイッチの1番端子を右の3路スイッチの1番端子に、3番端子を3番端子につなぎます。
⑤スイッチと器具をつなぎますジョイントボックスを書きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,6
左の3路スイッチとイの引掛けシーリング(角形)、施工省略のイの引掛けシーリング(角形)をつなぎます。
配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。
⑥配線の接続箇所に印を付けます
第二種電気工事士複線図候補問題No,6
右のジョイントボックス内はリングスリーブ接続で黒丸(●)、左のジョイントボックス内は差込コネクタ接続として黒四角(■)を描きます。
候補問題ではリングスリーブを左のジョイントボックス内の接続に使用、差込コネクタは右のジョイントボックス内の接続に使用とさせていただきました。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑦配線の色を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,6
配線の色を記入します。接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。非接地側「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。緑の点線内の電線の色は逆でも大丈夫です。
非接地側電線「L」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,6の完成です。
複線図がわかったら実践で練習しよう!
第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,7
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,7単線図
単線図のポイント
1. 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
2. イのランプレセプタクルは施工省略とする。
3. 配線の接続箇所の中央にアウトレットボックス、左側にジョイントボックスを使用。
4. 「イの3路スイッチ×2個と4路スイッチ」により「イのランプレセプタクル×2個」が
点灯。
使用器具
1. ランプレセプタクル
2. 3路スイッチ
3. 4路スイッチ
4. ジョイントボックス
5. アウトレットボックス
第二種電気工事士複線図の描き方 平成27年度技能試験候補問題No,7
第二種電気工事士複線図候補問題No,7
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,7
この候補問題の場合、電源は接地側電線N「-」を左に書いたほうがわかりやすいです。
「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプレセプタクル」と「ハの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)を単線図と同じ位置に描きます。
②電源の接地側電線N「-」をスイッチ以外の器具につなげる
第二種電気工事士複線図候補問題No,7
電源の接地側電線N「-」を「イのランプレセプタクル」、「イのランプレセプタクル(施工省略)」につなげます。
この候補問題ではアウトレットボックス内の電線の接続箇所に差込コネクタを使用、ジョイントボックス内の電線の接続箇所にリングスリーブを使用する事とします。
③電源の非接地側電線L「+」とスイッチ、コンセントをつなげます
第二種電気工事士複線図候補問題No,7
電源の非接地側電線L「+」を左の3路スイッチにつなげます。
④3路スイッチと4路スイッチをつなげます。
第二種電気工事士複線図候補問題No,7
図のように左の3路スイッチの1番端子を4路スイッチの2番端子に、3番端子を4番端子につなぎます。
4路スイッチの1番端子を右の3路スイッチの1番端子に、3番端子を3番端子につなぎます。
⑤スイッチと器具をつなぎます
第二種電気工事士複線図候補問題No,7
右の3路スイッチとイのランプレセプタクルをつなぎます。
⑥ジョイントボックスを描き、配線の接続箇所に印を付けます
第二種電気工事士複線図候補問題No,7
この候補問題では配線を接続する箇所の中央にアウトレットボックス、左側にジョイントボックスとします。
アウトレットボックス内の電線の接続箇所にリングスリーブを使用、ジョイントボックス内の電線の接続箇所に差込コネクタを使用する事とします。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑦配線の色を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,7
配線の色を記入します。接地側電線N「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側電線L「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。
緑の点線内の電線の色は逆でも大丈夫です。
非接地側電線「+」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVR2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,7の完成です。
複線図がわかったら実践で練習しよう!
第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,8
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,8単線図
単線図のポイント
1. 電源ラインはVVR 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVRケーブルを使用。
2. 電源、リモコンリレー回路、ハの引掛けシーリング(角形)は施工省略とする。
3. 配線の接続箇所にアウトレットボックスを使用。
4. 「リモコンリレー」により「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプ
レセプタクル」と「ハの引掛けシーリング(角形)」が点灯。
5. リモコンリレーは端子台で代用されることが予想できる。
使用器具
1. ランプレセプタクル
2. 引掛けシーリング(角形)
3. 引掛けシーリング(丸形)
4. リモコンリレー(端子台)
5. アウトレットボックス
第二種電気工事士複線図の描き方 平成29年度技能試験候補問題No,8
第二種電気工事士複線図候補問題No,8
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】最後に電灯とスイッチをつなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,8
この候補問題の場合、電源は接地側電線「N」を上に書いたほうがわかりやすいです。
「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプレセプタクル」と「ハの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)を単線図と同じ位置に描きます。
リモコンリレーは端子台で代用されることが予想できるので、端子台を描きます。
端子台にイロハを記入します。
②電源の接地側電線「N」をスイッチ以外の器具につなげる
第二種電気工事士複線図候補問題No,8
電源の接地側電線「N」を「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプレセプタクル」、「ハの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
③電源の非接地側電線「L」とリモコンリレーをつなげます
第二種電気工事士複線図候補問題No,8
電源の非接地側電線「L」を「リモコンリレー(端子台)のイロハ」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます
第二種電気工事士複線図候補問題No,8
「リモコンリレー(端子台)のイロハ」のそれぞれから「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプレセプタクル」と「ハの引掛けシーリング(角形)」につなぎます。
⑤アウトレットボックスを描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,8
配線を接続する箇所にアウトレットボックスを描きます。アウトレットボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
⑥配線の接続箇所に印を付けます
第二種電気工事士複線図候補問題No,8
リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。
候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
例としてアウトレットボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)とします。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑦配線の色を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,8
配線の色を記入します。
接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
非接地側電線「N」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVR2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,8の完成です。
複線図がわかったら実践で練習しよう!
第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,9
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,9単線図
単線図のポイント
1. 電源ラインと中央のジョイントボックスはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVF
ケーブルを使用。
2. 配線用遮断器の一次側電線、2口コンセント、接地極は施工省略とする。
3. 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
4. 「イのスイッチ」により「イのランプレセプタクル」と「イの引掛けシーリング
(丸形)」が点灯。
使用器具
1. 接地極付き接地端子付きコンセント(EET)
2. 引掛けシーリング(丸形)
3. ジョイントボックス×2個
4. スイッチ
5. ランプレセプタクル
第二種電気工事士複線図の描き方 平成29年度技能試験候補問題No,9
第二種電気工事士複線図候補問題No,9
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,9
この候補問題の場合、電源は接地側電線N「-」を左に書いた方がわかりやすいです。
「イのランプレセプタクル」、「イの引掛けシーリング(角形)」、「接地極付き接地端子付きコンセント(EET)」、「イのスイッチ」を単線図と同じ位置に描きます。
イのスイッチに対応する器具にもイを記入します。
施工省略の「2口コンセント」と「接地極(ED)」も描いておきます。
②電源の接地側電線N「-」をスイッチ以外の器具につなげる
第二種電気工事士複線図候補問題No,9
電源の接地側電線N「-」を「ランプレセプタクル」、「接地極付き接地端子付きコンセント(EET)」、「2口コンセント(施工省略)」、「引掛けシーリング(丸形)」につなげます。線の接続点を黒丸(●)で描きます。
リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。
候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
例としてジョイントボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)とします。
③電源の非接地側電線L「+」とスイッチ、コンセントをつなげます
電源の非接地側電線L「+」を「イのスイッチ」、「接地極付き接地端子付きコンセント(EET)」につなげます。
「接地極付き接地端子付きコンセント(EET)」から「2口コンセント(施工省略)」へつなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます
「イのスイッチ」から「イのランプレセプタクル」「イの引掛けシーリング(丸形)」につなぎます。
⑤ジョイントボックスを描きます
第二種電気工事士複線図候補問題No,9
配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
⑥配線の色を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,9
配線の色を記入します。
接地側電線N「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側電線L「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。
非接地側電線L「+」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑦電線の種類を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,9
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,9の完成です。
複線図がわかったら実践で練習しよう!
第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,10
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,10単線図
単線図のポイント
1. 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
2. 配線用遮断器の一次側電線は施工省略とする。
3. 配線の接続箇所にアウトレットボックスを使用。
4. 「イの確認表示灯(パイロットランプ)」は「イのスイッチ」と同時点滅とする。
5. 「イのスイッチ」により「イのランプレセプタクル」と「イの引掛けシーリング
(角形)」が点灯。
使用器具
1. ランプレセプタクル
2. 引掛けシーリング(角形)
3. 配線用遮断器
4. 確認表示灯(パイロットランプ)
5. スイッチ
6. コンセント
第二種電気工事士複線図の描き方 平成29年度技能試験候補問題No,10
第二種電気工事士複線図候補問題No,10
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
電源は配線用遮断器の端子の被接地側電線「L」、接地側「N」とし、一次側電線は施工省略です。
「イのランプレセプタクル」、「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの確認表示灯」、「イのスイッチ」、「コンセント」を描きます。
イのスイッチに対応する器具にもイを記入します。
電源は配線遮断器の二次側なので上が「L」、下が「N」になります。一次側電線は施工省略となっています。
②電源の接地側「N」をスイッチ以外の器具につなげる
第二種電気工事士複線図候補問題No,10
電源の接地側「N」を「ランプレセプタクル」、「引掛けシーリング(角形)」、「パイロットランプ」、「コンセント」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
③電源の非接地側「L」とスイッチ、コンセントをつなげます
第二種電気工事士複線図候補問題No,10
電源の非接地側「L」を「イのスイッチ」、「コンセント」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます
第二種電気工事士複線図候補問題No,10
「イのスイッチ」から「イの引掛けシーリング(角形)」、「イのランプレセプタクル」、「イのパイロットランプ」につなぎます。
⑤ジョイントボックスを記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,10
配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。
候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
例としてジョイントボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)とします。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑥配線の色を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題No,10
接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側電線「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。
非接地側電線「L」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
⑦電線の種類を記入します
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,10の完成です。
複線図がわかったら実践で練習しよう!
第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,12
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,12単線図
単線図のポイント
- 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
- ジョイントボックスは左側に使用、アウトレットボックスは右側に使用。
- イのスイッチが入ればイの引掛けシーリング(角形)が点灯。
- ロのスイッチにより、ロのランプレセクタプルが点灯。
- ロのスイッチへの配線はIV1.6mm(ビニル絶縁電線1.6mm)を使用し、合成樹脂製可とう電線管(PF管)を通す。
- 左側のジョイントボックス内の配線接続は差込コネクタによる接続とします。
第二種電気工事士複線図の描き方 平成29年度技能試験候補問題No,12
第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
電源の非接地側L「+」、接地側N「-」、「ランプレセプタクル」、「コンセント」、「引掛けシーリング(角形)」、「イのスイッチ」、「ロのスイッチ」を描きます。
イ、ロのスイッチに対応する器具にもイ、ロを記入します。
この候補問題の場合、電源は接地側N「-」が右にくるように描くと分りやすいです。
②電源の接地側N「-」をスイッチ以外の器具につなげる
第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
電源の接地側N「-」を「ランプレセプタクル」、「コンセント」、「引掛けシーリング(角形)」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。左のジョイントボックス内の接続点は差込コネクタを使用することと仮定して進めますので黒四角(■)を記入します。
③電源の非接地側L「+」とスイッチ、コンセントをつなげます
第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
電源の非接地側L「+」を「イのスイッチ」、「ロのスイッチ」、「コンセント」につなげます。
「コンセント」への配線は「ロのスイッチ」から渡り配線でつなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます
第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
イの「スイッチ」からイの「引掛けシーリング(角形)」につなぎます。
ロの「スイッチ」にロの「ランプレセプタクル」をつなげます。線の接続点を黒丸(●)、黒四角(■)で描きます。
⑤ジョイントボックスを描きます
第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。
この候補問題ではジョイントボックス1個を左側、アウトレットボックス1個を右側に描きます。
⑥PF管を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
この候補問題では、アウトレットボックスからロのスイッチの間がPF管で接続されるため、四角を記入しておきます。
施工の時に忘れないように描いておいたほうがいいですね。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑦配線の色を記入します
第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
接地側N「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側L「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。
また、IV1.6mmの電線も黒、白、赤で支給されると仮定して記入します。
緑の点線内の電線はB(黒)、R(赤)のどちらでも大丈夫です。
非接地側電線(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、IV1.6)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,12の完成です。
複線図がわかったら実践で練習しよう!
第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,13
第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。
平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,13単線図
単線図のポイント
1. 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
2. ジョイントボックス2個。
3. イのスイッチが入ればイのランプレセプタクルが点灯。
4. ロの自動点滅器により、ロの屋外灯(施工省略)が点灯。
5. ロの自動点滅器から屋外灯への配線はVVR1.6-2C、1.6mm、2芯の丸形ケーブルを
使用。
第二種電気工事士複線図の描き方 平成29年度技能試験候補問題No,13
平成29年第二種電気工事士複線図候補問題No,13
複線図の描き方の基本
【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。
①単線図の電源、器具を描きます
平成29年第二種電気工事士複線図候補問題No,13
電源の非接地側「L」、接地側「N」、「ランプレセプタクル」、「コンセント」、「屋外灯」(施工省略)、「イのスイッチ」、「ロの自動点滅器」を描きます。
ロの自動点滅器は1~3番の端子台を描きます。
イ、ロのスイッチに対応する器具にもイ、ロを記入します。
この候補問題の場合、電源は「N」が左にくるように描くと分りやすいです。
②電源の接地側「N」をスイッチ以外の器具につなげる
平成29年第二種電気工事士複線図候補問題No,13
電源の接地側「N」を「ランプレセプタクル」、「コンセント」、「屋外灯」(施工省略)につなげます。
「屋外灯」(施工省略)への配線は「自動点滅器」は「2」の端子を経由させ、電源の「N」をつなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
接地側「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
③電源の非接地側「L」とスイッチ、コンセントをつなげます
平成29年第二種電気工事士複線図候補問題No,13
電源の非接地側「L」を「スイッチ」、「コンセント」につなげます。
「自動点滅器」は「1」の端子に電源の「L」をつなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
非接地側「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます
平成29年第二種電気工事士複線図候補問題No,13
イの「スイッチ」からイの「ランプレセプタクル」につなぎます。
ロの「自動点滅器」の「3」の端子に「屋外灯」(施工省略)をつなげます。
それぞれの器具の線にB(ブラック)をつけます。
⑤ジョイントボックスを描きます
配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。
この候補問題ではジョイントボックス2個となっています。
⑥配線の接続箇所に印を付けます
平成29年第二種電気工事士複線図候補問題No,13
リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。
⑦配線の色を記入します
平成29年第二種電気工事士複線図候補問題No,13
残りの配線の色を記入します。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。
非接地側電線(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、VVR1.6-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。
以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,13の完成です。
複線図がわかったら実践で練習しよう!