電気工事士の資格は必須!取得のために大切なこととは?

電気工事士の資格は必須?取得で大切なことは!


電気工事士の資格を取るには何が必要でしょうか?また、電気工事士の資格を取ると、どんなことができて、どんなメリットがあるのでしょう。
電線

昨今の電機工事や建築工事、建設工事、ビルメンテナンスなど、多くの仕事、もしくは現場で電気工事士の需要が増え、電気工事士の資格取得者が必要とされています。

それもそのハズ、世の中の多くのものは電気を動力としており、電気信号によって動いているのです。例えば、家庭用のエアコン、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、照明、パソコンのキーボードやスマートフォンでさえ電気信号で動いているのです。原子力発電所の原子炉も電気信号で動作させて原子の核分裂の爆発力でタービンを動かし、その動力で発電機を回転させて発電しているのです。

水道やトイレの排水は電気を使わないと思うでしょうが、水道から水が出るのは給水ポンプが動いており、トイレの排水先には汚水ポンプが動いているのです。また、太陽光発電が普及したり、家庭用のガスレンジがIHクッキングヒーターに、自動車までもがガソリンから電気自動車に変わろうとしています。

ますます、電気の需要が増えていき、それに伴い電気工事士の資格が必須となる時代が来ることも予想できます。電気工事士の資格の取得を考えるのも意義の有ることかもしれません。

電気工作物の範囲

電気工作物とは、電気を供給するための発電所、変電所、送配電線路をはじめ、工場、ビル、住宅等の受電設備、屋内配線、電気使用設備などの総称をいいます。

「電気工作物の種類」

(1)一般用電気工作物とは、主に一般住宅や小規模な店舗、事業所などのように電気事業者から低圧(600ボルト以下)の電圧で受電している場所等の電気工作物をいいます。

(2)電気事業用電気工作物とは、電気事業者の発電所、変電所、送配電線路などの電気工作物をいいます。

(3)自家用電気工作物とは、一般用及び電気事業用以外の電気工作物、すなわち工場やビルなどのように電気事業者から高圧以上の電圧で受電している事業場等の電気工作物をいいます。

(4)事業用電気工作物とは、電気事業用及び自家用電気工作物の総称をいいます。

「必要な資格」

事業用電気工作物については保安の監督者として電気主任技術者を選任しなければならないこと、最大電力500キロワット未満の需要設備及び一般用電気工作物については電気工事の作業に従事する者として電気工事士等の資格がなければならないことが、電気事業法及び電気工事士法で定められております。

マーク 第二種電気工事士試験の申し込みについて

電気工事士の申し込み資格について

申し込みから資格取得までの流れ試験日程

第二種電気工事士の受験資格には特に制限はなく、どなたでも受験することができます。試験の申し込みは電気技術者試験センターで受付されています。ゆうちょ銀行(郵便局)の払込取扱票による受験申込み(9,600円)または、インターネットによる受験申込み(9,300円)のどちらかを選択できます。

平成27年度より第二種電気工事士の上期試験と下期の試験の申し込み日程が変更になりました。平成26年度までは上期の試験も下期の試験も3月下旬から4月の上旬での申し込みでした。そのため上期の試験に受験者が集中しており、その割合は上期試験が約70%、下期試験が約30%でした。

第二種電気工事士上期の試験の申し込みは平成27年3月18日(水)~4月8日(水)、下期の試験の申し込みは平成27年6月18日(木)~7月1日(水)です。同一年度の上期の試験と下期の試験の両方を受験することはできませんのでどちらを選択するのかが電気工事士の資格を取得する上で重要となってきます。

第二種電気工事士の下期の試験の申し込みが6月下旬に変更になった今年は受験者数の変化にも注目です。

もう一つ、注目したいことは試験の申し込み終了日から筆記試験日の期間についてです。上期試験は申し込み終了から約2ヶ月間、下期試験は約3ヶ月間となっており、受験日までの期間が1ヶ月も違うことです。どちらが有利なのか一概には言えませんが、今年の第二種電気工事士上期と下期の試験の合格率でその結果が出るかもしれません。

第二種電気工事士試験日程はコチラ

マーク 第二種電気工事士の試験について

電気工事士の試験について

第二種電気工事士の試験は年に2回、上期と下期に分かれています。上期は6月上旬に筆記試験試験があり、筆記試験に合格した人のみが7月下旬の上期の技能試験に進めます。下期は10月上旬に筆記試験、12月上旬に技能試験があります。いずれも筆記試験に合格し、技能試験の合格をもって、第二種電気工事士の免状の取得ができます。

筆記試験免除対象者について

1. 前年度の筆記試験に合格した方(前年度の第二種電気工事士筆記試験に合格したが技能
  試験で不合格、もしくは技能試験を受験できなかった方)
2. 高校以上の学校において電気工事士法の定める課程を修めて卒業した方
3. 電気主任技術者免状取得者(電験3種、電験2種、電験1種免状取得者)

筆記試験について

第二種電気工事士の筆記試験は50問の試験問題が出題されます。解答方式は4選択のマークシート方式で行われます。試験時間は2時間です。
合格の基準となるのは30問以上の正解で正解率60%以上(60点)です。平成26年度の下期の筆記試験では合格率が低いため、56点以上で合格となったようです。試験日の翌日にインターネット上で解答が発表されます。

合格発表はインターネット上で電気技術者試験センターに合格発表ページにアクセスし受験番号を入力しエンターを押し「この受験番号は合格者リストにあります」と表示されれば合格です。電気技術者試験センターへのアクセスは携帯電話のバーコードリーダーからでも可能です。一部対応していない機種もありますのでご注意下さい。

技能試験について

第二種電気工事士の技能試験については1月中旬に電気技術者試験センターより技能試験候補問題が公表されます。公表された全13問の候補問題のうちの1つが出題されます。試験は実務試験で出題された候補問題の単線図より電気回路を作る実技です。電気器具及び電線の施工を行い、正しい電気回路を作ることです。使用する工具に7種類の指定工具があります。特にリングスリーブ用圧着工具はJIS規格に準ずるものでなければなりません。

合否の判定は重大欠陥1つで不合格、軽微な欠陥は2つならば合格で3つで不合格となります。採点の詳細は公表されません。

上期試験と下期試験について

上期の筆記試験が6月上旬、技能試験は7月下旬、筆記試験と技能試験の間は約1ヶ月半です。正確には47日間。下期の筆記試験が10月上旬、技能試験は12月上旬、筆記試験と技能試験の間は約2ヶ月です。正確には62日間。その差15日間なので下期の試験の方が試験を進める上で余裕があり有利とも言えます。あなたのスケジュールや時間のかけ方を考慮した上で、上期試験か下期試験を選択する必要があるのです。

マーク 第二種電気工事士資格の難易度について

電気工事士の難易度について

第二種電気工事士の試験は財団法人電気技術者試験センターが運営しております。他には電気主任技術者という資格があります。電気主任技術者、通称電験は1種、2種、3種があり、よく知られているのは電験3種ですが取り扱える事業所の電圧により区分されています。電験3種は国家試験の中でも難しく難易度の高い試験です。そのため試験も過去問と同じような問題は一切出題されません。財団法人電気技術者試験センターでは電験3種を「知識の理解度を試す試験」と位置付けているようで、しっかりと基礎を理解しておかないと合格はできない試験になっているのです。

それに対し、第二種電気工事士の資格はビル、工場、商店、一般住宅などの電気設備の安全を守るために作られたものであり、より実用的なものです。従って試験についても受験者を振り落とすためのものでなく、電気の理解度や技術力を試すものであるため、国家試験の中でも比較的、難易度は高くない試験であります。

マーク 第二種電気工事士の合格率について

電気工事士の合格率について

財団法人電気技術者試験センターによる試験実施状況の推移から第二種電気工事士の合格率を算出してみましょう。

平成26年度第二種電気工事士上期筆記試験の合格率は62.2%、下期試験は49.5%、上期技能試験は75.4%、下期技能試験は68.9%です。上期試験の合算の合格率は47.0%、下期試験は34.1%となります。

第二種電気工事士の試験が上期と下期に分かれた平成23年度からの4年分、計8回分の合格率は下図の通りです。
合格率H23~H26


第二種電気工事士の試験の合格率は平成23年度以降の全8回分で41.8%という結果になっております。なんと合格率約4割、思っていた以上に低い結果となりました。図の中で注目したいのは、どの年度を見ても下期の試験の合格率が上期の試験を下回る結果となっております。この結果は単なる偶然とは思えません。

では、なぜ下期の試験の合格率が低いのでしょうか?試験の時期や受験者層の違いによるものなのでしょうか?明確な答えは解明できていないため、詳細がわかり次第、お伝えします。

マーク 第二種電気工事士の参考書について

電気工事士の参考書について

第二種電気工事士の資格を取るにあたって参考書選びは重要ですので、オススメの参考書をご紹介します。合格を左右するものとなりますので、慎重に選ぶ必要があります。数ある参考書の中から一部のオススメ参考書をご紹介します。

筆記試験編

『ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格2017年版』
藤瀧 和弘

イラストによる図解が解りやすいです。

『2017年版第二種電気工事士筆記試験標準解答集』

オーム社

要点がまとめられていて理解しやすいです。

『第二種電気工事士筆記問題集〈2017年版〉 (黒本合格シリーズ)』
日本電気協会

例題が多く解説が丁寧に書かれています。

第二種電気工事士筆記試験!オススメ参考書はコチラ

参考書の上手な使い方

例題などの解説をしかっり理解し、同じような問題が出題されたら答えられるようにしておく事です。解説がしっかり書かれている参考書を選びましょう。

参考書の使い方でやってはいけない事

参考書のなかに掲載されている例題や過去問に答え書かないことです。計算式や4択の答えが書かれていると、復習した時に実際には理解できて否愛問題でも、解っている気になってしまうものです。自分で自らトラップを仕掛けてしまうことになりかねませんので注意しましょう。

マーク 第二種電気工事士試験の独学について

電気工事士の独学について

第二種電気工事士の資格は独学で取得することができます。数ある国家試験の中でも、第二種電気工事士の資格は比較的取得しやすい試験ででしょう。ですので、学校や仕事で前期にかかわったことがある人が有利というわけではなく、誰もが独学で電工2種の資格を取得することが可能なのです。

独学で試験を受けるとなるとデメリットを考えてしまいがちです。しかし、独学で電工2種の試験に臨むメリットは2つあります。まず一つは時間を有効に使えること、もうひとつは金銭的に安く済むということです。

時間的メリット

独学で試験を受けるならば、講習を受ける必要がありません。講習会場に向かう時間も帰る時間も必要ありません。自分のペースで試験勉強を進めることができるのです。

社会人で仕事が忙しく、講習を受ける時間が取れない方には、独学が最も有効な手段だと言うことができます。通勤時間が帰宅時間を有効に使うことができるのも大きなメリットです。実際に通勤時間だけで試験勉強を行い、試験に合格された方はたくさんいらっしゃいます。

中にはやむを得ず、独学で試験を受けたという方もいらっしゃるでしょうが、合格することができれば何も問題はありません。

時間的メリットを考えると、忙しい人ほど電工2種の資格は独学で合格を目指すべきなのです。

金銭的メリット

電工2種の資格を講習を受けて取ろうとすると、約10万円程の費用がかかります。内訳は、試験の申し込み費用、講習費用、参考書 技能試験工具代、技能試験練習用器具配線材料代、免状交付手数料などです。

独学で資格取得を目指す場合、筆記試験の講習代と技能試験の講習代を合わせて合計5万円程度の節約ができます。節約できた金額を資格取得後のために使いたいものです。

独学で資格を取る際の注意事項

独学で電工2種の資格を取る際に注意するべきことは2点あります。一つは筆記試験の計算問題が攻略しにくいこと、もうひとつは技能試験の施工方法が分かっていないことです。

どちらも独学で学ぶには、それなりの時間を要します。しかし、コツをつかみ、慣れてしまえば、十分試験に対応できるのです。慣れるまでに時間がかかることを理解しておくべきでしょう。その壁を乗り越えるまであきらめないことがその先の道を切り開くのです。

独学は壁にブチ当たるもの、その壁をうまく越える強さが必要なのです。

第二種電気工事士!合格までにかかる費用はコチラ

マーク 電工2種の更新について

電工2種の更新について

免状電工2種の試験に合格された方は電工2種の免状の交付が受けられえます。電気工事士免状の交付は、居住されている都道府県知事より交付されます。各都道府県の免状担当窓口に申請する必要があります。免状の有効期限はなく更新の必要はありません。

免状を汚したり、破ったり、紛失した場合には、免状を交付した都道府県知事に再交付の申請をすることができます。免状の記載事項で氏名に変更が生じた場合には、免状を交付した都道府県知事に書き換えを申請しなければなりません。

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