第二種電気工事士複線図 平成27年度候補問題No,8

2015-05-08

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。候補問題は上期・下期試験共通です。試験時間は40分。先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

平成27年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,8単線図

H27No,8単線図

単線図のポイント

 1. 電源ラインはVVR 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVRケーブルを使用。
 2. 電源、リモコンリレー回路、ハの引掛けシーリング(角形)は施工省略とする。
 3. 配線の接続箇所にアウトレットボックスを使用。
 4. 「リモコンリレー」により「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプ
   レセプタクル」と「ハの引掛けシーリング(角形)」が点灯。
 5. リモコンリレーは端子台で代用されることが予想できる。

使用器具

 1. ランプレセプタクル
 2. 引掛けシーリング(角形)
 3. 引掛けシーリング(丸形)
 4. リモコンリレー(端子台)
 5. アウトレットボックス

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成27年度技能試験候補問題No,8

第二種電気工事士複線図候補問題No,8

複線図の描き方の基本は
【1】接地側電線(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】最後に電灯とスイッチをつなぐ。
です。描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

電源は接地側「-」を上に書いたほうがわかりやすいです。「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプレセプタクル」と「ハの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)を単線図と同じ位置に描きます。
リモコンリレーは端子台で代用されることが予想できるので、端子台を描きます。端子台にイロハを記入します。

H27No,8-1

②電源の接地側「-」をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側「-」を「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプレセプタクル」、「ハの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
接地側「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

H27No,8-2

③電源の非接地側「+」とスイッチ、コンセントをつなげます

電源の非接地側「+」を「リモコンリレー(端子台)のイロハ」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

H27No,8-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

「リモコンリレー(端子台)のイロハ」のそれぞれから「イの引掛けシーリング(丸形)」、「ロのランプレセプタクル」と「ハの引掛けシーリング(角形)」につなぎます。

H27No,8-4

⑤アウトレットボックスを描きます

配線を接続する箇所にアウトレットボックスを描きます。アウトレットボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。

H27No,8-5

⑥配線の接続箇所に印を付けます

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
例としてアウトレットボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)とします。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H27No,8-6

⑦配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。

被接地側電線「+」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVR2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H27No,8-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成27年度候補問題No,8の完成です。

マーク 第二種電気工事士複線図 平成27年度技能試験候補問題No,8動画解説

第二種電気工事士複線図候補問題No,8動画解説

メール講座
申し込み


複線図がわかったら実践で練習しよう!
電気工事士技能試験工具セットはコチラ

参照類似問題

平成27年度候補問題No,8に類似する過去の問題がありますので参照ください。2014年7月に投稿したものです。

第二種電気工事士 平成26年度技能試験候補問題No,13単線図

No,13

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,13の複線図の描き方を解説します。
候補問題は上期試験と下期試験共通です。

リモコンリレーは施工省略のため、端子台のみと推測し進めます。また、ブレーカー、トランス、ハの引掛けシーリング(角型)は施工省略となっています。点線で囲っておきましょう。

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,13の複線図の描き方

①単線図の電源、器具を描きます

電源、ランプレセプタクル、引掛けシーリング(丸型)スイッチ(リモコンリレーの端子台)等の器具を描きます。

複線図No,13-1

②電源の接地側(-)をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側(-)をイの引掛けシーリング(丸型)、ロのランプレセプタクル、ハの引掛けシーリング(角型)につなげます。線の接続点を黒丸(●)で描きます。
接地側(-)は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

複線図No,13-2

③電源の非接地側(+)とスイッチをつなげます

電源の非接地側(+)をスイッチ(リモコンリレーの端子台)につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
非接地側(+)は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

複線図No,13-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

イのリモコンリレーの端子台からイの引掛けシーリング(丸型)に、ロのリモコンリレーの端子台からロのランプレセプタクルに、ハのリモコンリレーの端子台からハの引掛けシーリング(角型)につなげます。

複線図No,13-4

⑤アウトレットボックスを描きます

配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。候補問題ではアウトレットボックス1個となています。

複線図No,13-5

⑥配線の接続箇所に印を付けます

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)

圧着のマーク適合表はコチラ

複線図No,13-6

⑦配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。この候補問題では白黒の2線のケーブルのみのため、BとWのみになります。
候補問題で指定のある配線は記入しておきましょう。(VVR2.0-2C、VVF1.6-2C×3)

複線図No,13-7

完成です。

以上が参照類似問題の平成26年度候補問題No,13の複線図の描き方でした。
平成27年度候補問題No,8と全く同じ問題ですね。


Copyright(c) 資格サポート協会 All Rights Reserved.