第二種電気工事士複線図 平成27年度候補問題No,6

2015-05-13

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。候補問題は上期・下期試験共通です。試験時間は40分。先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

平成27年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,6単線図

H27No,6単線図

単線図のポイント

1. 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
2. 右のイの引掛けシーリング(角形)は施工省略とする。
3. 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
4. 「イの3路スイッチ」により「イの引掛けシーリング(角形)×2個」が
  点灯。

使用器具

1. 露出型コンセント
2. 3路スイッチ
3. 引掛けシーリング(角形)
4. ジョイントボックス

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成27年度技能試験候補問題No,6

第二種電気工事士複線図候補問題No,6

複線図の描き方の基本は
【1】接地側電線(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
です。描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

電源は接地側「-」を右に書いたほうがわかりやすいです。「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、「露出型コンセント」、「3路スイッチ」を単線図と同じ位置に描きます。

H27No,6-1

②電源の接地側「-」をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側「-」を「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、「露出型コンセント」につなげます。この候補問題では右側のジョイントボックス内の電線の接続箇所に差込コネクタを使用、左側のジョイントボックス内の電線の接続箇所にリングスリーブを使用する事とします。ですから電線の接続点を黒四角(■)と黒丸(●)で描きます。
接地側「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

H27No,6-2

③電源の非接地側「+」とスイッチ、コンセントをつなげます

電源の非接地側「+」を露出型コンセントと左側の3路スイッチにつなげます。電線の接続点を黒丸(●)で描きます。
非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

H27No,6-3

④3路スイッチをつなげます。

図のように左の3路スイッチの1番端子を右の3路スイッチの1番端子に、3番端子を3番端子につなぎます。

H27No,6-4

⑤スイッチと器具をつなぎます

右の3路スイッチとイの引掛けシーリング(角形)、施工省略のイの引掛けシーリング(角形)をつなぎます。電線の接続点を黒四角(■)で描きます。

H27No,6-5

⑥ジョイントボックスを描き、配線の接続箇所に印を付けます

配線を接続する箇所の中央にアウトレットボックス、左側にジョイントボックスを描きます。ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブを左のジョイントボックス内の接続に使用、差込コネクタは右のジョイントボックス内の接続に使用とさせていただきました。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H27No,6-6

⑦配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。緑の点線内の電線の色は逆でも大丈夫です。

被接地側電線「+」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H27No,6-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成27年度候補問題No,6の完成です。

マーク 第二種電気工事士複線図 平成27年度技能試験候補問題No,6動画解説

第二種電気工事士複線図候補問題No,6動画解説

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参照類似問題

平成27年度候補問題No,6に類似する過去の問題がありますので参照ください。2014年7月に投稿したものです。

第二種電気工事士 平成26年度技能試験候補問題No,1単線図

単線図No,1

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,1の複線図の描き方を解説します。
候補問題は上期試験と下期試験共通です。

①単線図の電源、器具を描きます

電源「+」、「-」、「引掛けシーリング(角型)」、「引掛けシーリング(角型)」(施工省略)、「コンセント」、「3路スイッチ×2個」、「メタルラス防護管」を描きます。メタルラス壁とは壁の中にある金網でケーブルを絶縁するためにつけられるのがメタルラス防護管です。
電源は「-」が上にくるように描くと分りやすいです。

複線図No,1-1

②電源の接地側「-」をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側「-」を「引掛けシーリング(角形)」、「引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、「コンセント」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
接地側「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

複線図No,1-2

③電源の非接地側「+」とスイッチ、コンセントにつなげます

電源の非接地側「+」を「3路スイッチ」(右側)、「コンセント」につなげます。3路スイッチは
+を「0」端子につなぎます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

複線図No,1-3

④3路スイッチ(右側)から3路スイッチ(左側)につなげます

「3路スイッチ」(左側)の「1」を3路スイッチ(右側)の「1」につなぎます。
「3路スイッチ」(左側)の「3」を3路スイッチ(右側)の「3」につなぎます。

複線図No,1-4

⑤スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

3路スイッチ(左側)の「0」を「引掛けシーリング(角形)」、「引掛けシーリング(角形)」(施工省略)につなぎます。

複線図No,1-5

⑥ジョイントボックスを描きます

配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。候補問題ではジョイントボックス2個となっています。

複線図No,1-6

⑦配線の接続箇所に印を付けます

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

複線図No,1-7

⑧配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
緑点線は逆でも大丈夫です。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

複線図No,1-8

完成です。

以上が参照類似問題の平成26年度候補問題No,1の複線図の描き方でした。


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