第二種電気工事士複線図 平成27年度候補問題No,5

2015-05-18

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。候補問題は上期・下期試験共通です。試験時間は40分。先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

平成27年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,5単線図

H27No,5単線図

単線図のポイント

1. 100V電源ラインはVVF 2.0-2C、200V電源ラインはVVF 2.0-3Cを使用。
2. 100V・200V電源ラインの1次側、ロの引掛けシーリング(丸形)は施工
  省略とする。
3. 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
4. 「イのスイッチ」により「イのランプレセプタクル」、「ロのスイッチ」
  により「ロの引掛けシーリング(丸形)」が点灯。

使用器具

1. コンセント
2. 接地極付きコンセント20A250V
3. ランプレセプタクル
4. 配線遮断器
5. 漏電遮断器
6. 接地端子
7. スイッチ
8. ジョイントボックス 

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成27年度技能試験候補問題No,5

第二種電気工事士複線図候補問題No,5

複線図の描き方の基本は
【1】接地側電線(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
です。描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

100V電源用の配線遮断器、200V電源用の漏電遮断器、接地端子は端子台が支給されることが予想されますので5接点の端子台を描きます。100V電源は接地側「N」を上に書いたほうがわかりやすいです。「コンセント」、「接地極付きコンセント20A250V」、「ランプレセプタクル」、「引掛けシーリング(丸形)」(施工省略)をそれぞれ単線図と同じ位置に描きます。

H27No,5-1

②100V電源の接地側「N」をスイッチ以外の器具につなげる

100V電源の接地側「N」を「イのンプレセプタクル」、「ロの引掛けシーリング(丸形)」(施工省略)、「コンセント」につなげます。電線の接続箇所に(●)を描きます。
接地側「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

H27No,5-2

③電源の非接地側「L」をスイッチ、コンセントにつなげます

電源の非接地側「L」を露出型コンセントとスイッチにつなげます。先ずはイのスイッチにつなぎ、ロのスイッチへは渡り配線でつなぎます。同様にロのスイッチからコンセントにつなぎます。電線の接続点を黒丸(●)で描きます。
非接地側「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

H27No,5-3

④スイッチに対応する器具をつなげます。

「イのスイッチ」と「イのランプレセプタクル」、「ロのスイッチ」と「ロの引掛けシーリング(丸形)」をつなぎます。

H27No,5-4

⑤スイッチと器具をつなぎます

右の3路スイッチとイの引掛けシーリング(角形)、施工省略のイの引掛けシーリング(角形)をつなぎます。電線の接続点を黒四角(■)で描きます。
また200V電源ラインをつなぎ、接地線をつなげます。

H27No,5-5

⑥ジョイントボックスを描き、配線の接続箇所に印を付けます

配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
残りの電線接続箇所にには黒丸(●)を描きます。この候補問題ではリングスリーブによる接続とさせていただきます。
候補問題にはすべての電線のサイズ(太さ)は書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H27No,5-6

⑦配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。この候補問題では200V電源に黒線と赤線、接地線に緑線が使用されると予想ができますので、B(黒)、R(赤)、G(緑)と仮定し記入しました。緑の点線内の電線の色は逆でも大丈夫です。

被接地側電線「N」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、VVF2.0-3C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H27No,5-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成27年度候補問題No,5の完成です。

マーク 第二種電気工事士複線図 平成27年度技能試験候補問題No,5動画解説

第二種電気工事士複線図候補問題No,5動画解説

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参照類似問題

平成27年度候補問題No,5に類似する過去の問題がありますので参照ください。2014年7月に投稿したものです。

第二種電気工事士 平成26年度技能試験候補問題No,6単線図

単線図No,6

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,6の複線図の描き方を解説します。
候補問題は上期試験と下期試験共通です。

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,6の複線図の描き方

①単線図の電源、器具を描きます

100V電源の配線遮断器(B)の「+」(L)、「-」(N)、200V電源の漏電遮断器(BE)、「ランプレセプタクル」、「コンセント×2」、「蛍光灯(施工省略)」、「スイッチ」を描きます。
100V電源の配線遮断器(B)、200V電源の漏電遮断器(BE)は端子台が代用されると推測し進めます。
100V電源は「-」が上となるように描くと分かりやすいです。
100V電源と200V電源の1次配線、及び接地線、蛍光灯は施工省略となっています。

複線図No,6-1

②電源の接地側「-」をスイッチ以外の器具につなげる

100V電源の接地側「-」をイの「ランプレセプタクル」、「蛍光灯(施工省略)」、「スイッチ」につなげます。線の接続点を黒丸(●)で描きます。
接地側「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

複線図No,6-2

③電源の非接地側「+」とスイッチをつなげます

電源の非接地側「+」を「スイッチ(イ)」につなげます。
「スイッチ(イ)」から「スイッチ(ロ)」へ渡り配線をつなげます。「スイッチ(ロ)」からコンセントへの渡り配線をつなげます。
非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

複線図No,6-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

イの「スイッチ」からイの「ランプレセプタクル」、ロの「スイッチ」からロの「蛍光灯(施工省略)」につなげます。各器具からの線にB(黒)をつけます。

複線図No,6-4

⑤200V電源の接地線をつなげます

200V回路の接地線(アース線)をつなぎます。

複線図No,6-5

⑥ジョイントボックスを描く

配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。候補問題ではジョイントボックス1個となっています。

複線図No,6-6

⑦配線の接続箇所に印を付けます

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

複線図No,6-7

⑨配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。この候補問題では200Vのケーブルの色はR(赤)、W(白)、G(緑)と仮定し記入しました。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、VVF2.0-3C)
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

複線図No,6-8

完成です。

以上が参照類似問題の平成26年度候補問題No,6の複線図の描き方でした。
ほぼ平成27年度の候補問題No,5と同じですね。


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