第二種電気工事士複線図 平成27年度候補問題No,2

2015-05-26

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。候補問題は上期・下期試験共通です。試験時間は40分。先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

平成27年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,2単線図

H27 No,2単線図

単線図のポイント

1. 電源ラインはVVF2.0-2Cを使用。
2. 確認表示灯は常時点灯とする。
3. 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
4. 「イのスイッチ」により「イのランプレセプタクル」が点灯。

使用器具

1. ランプレセプタクル
2. スイッチ
3. 確認表示灯(パイロットランプ)
4. 2口コンセント、コンセント
5. ジョイントボックス

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成27年度技能試験候補問題No,2

第二種電気工事士複線図候補問題No,2

複線図の描き方の基本は
【1】接地側電線(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
です。描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

イの「ランプレセプタクル」、「イのスイッチ」、「確認表示灯(パイロットランプ)」、「2口コンセント」、「コンセント」を単線図と同じ位置に描きます。電源は接地側「-」を左に書いたほうが、配線がスッキリしてわかりやすいです。

H27 No,2-1

②電源の接地側「-」をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側「-」を「2口コンセント」、「イのランプレセプタクル」、「他の負荷」、「パイロットランプ」につなげます。パイロットランプは常時点灯なのでコンセントと同様に常に電源を供給する必要があります。2口コンセントからコンセントにもつなぎます。
電線の接続点を黒丸(●)、黒四角(■)で描きます。この候補問題では左側のジョイントボックス内の電線接続をリングスリーブによる接続、右側のジョイントボックス内の電線接続を差込コネクタと想定します。接地側電線「-」は白線なのでホワイトのWを記入します。

H27 No,2-2

③電源の非接地側「+」にコンセントとスイッチをつなげます

電源の非接地側「+」を「2口コンセント」、「他の負荷」、「パイロットランプ」につなげます。「イのスイッチ」は「パイロットランプ」からの渡り配線でつなぎます。2口コンセントからコンセントにもつなぎます。
非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

H27 No,2-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

「イのスイッチ」から「イのランプレセプタクル」につなぎます。

H27 No,2-4

⑤ジョイントボックスを描きます

配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。

H27 No,2-5

⑥配線の接続箇所に印を付けます

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
この候補問題では左側のジョイントボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)、右側のジョイントボックスの接続を黒四角(◼)とします。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H27 No,2-6

⑦配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。

被接地側電線「+」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H27 No,2-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成27年度候補問題No,2の完成です。

マーク 第二種電気工事士複線図 平成27年度技能試験候補問題No,2動画解説

第二種電気工事士複線図候補問題No,2動画解説

メール講座
申し込み


複線図がわかったら実践で練習しよう!
電気工事士技能試験工具セットはコチラ

参照類似問題

平成27年度の候補問題No,2に類似する過去の問題がありますので参照ください。2014年7月に投稿したものです。

第二種電気工事士 平成26年度技能試験候補問題No,7単線図

No,7単線図

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,7の複線図の描き方を解説します。
候補問題は上期試験と下期試験共通です。

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,7の複線図の描き方

①単線図の電源、器具を描きます

電源「+」、「-」、「ランプセレクタプル」、「コンセント」、「2口コンセント」、「スイッチ」、「確認表示灯(パイロットランプ)」、「他の負荷」を描きます。他の負荷は器具ではないので文字のみを記入しておきます。
電源は「-」が左にくるように描くと分りやすいです。

複線図No,7-1

②電源の接地側「-」をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側「-」を「ランプセレクタプル」、「コンセント」、「2口コンセント」、「確認表示灯(パイロットランプ)」、「他の負荷」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
接地側「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

複線図No,7-2

③電源の非接地側「+」とスイッチ、コンセントをつなげます

電源の非接地側「+」を「スイッチ」、「コンセント」、「2口コンセント」、「確認表示灯(パイロットランプ)」、「他の負荷」につなげます。「スイッチ」への配線は「確認表示灯(パイロットランプ)」からの渡りでつなげます。
スイッチとコンセント間の渡り配線も忘れずに描きましょう。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

複線図No,7-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

イの「スイッチ」からイの「ランプセレクタプル」につなぎます。B(ブラック)を線の横に描き加えます。

複線図No,7-4

⑤ジョイントボックスを描きます

配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。候補問題ではジョイントボックス2個となっています。

複線図No,7-5

⑥配線の接続箇所に印を付けます

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

複線図No,7-6

⑦配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

複線図No,7-7

完成です。

以上が参照類似問題の平成26年度候補問題No,7の複線図の描き方でした。
平成27年度の候補問題No,2とよく似ていますね。


Copyright(c) 資格サポート協会 All Rights Reserved.