第二種電気工事士複線図 平成27年度候補問題No,10

2015-04-19

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。候補問題は上期・下期試験共通です。試験時間は40分。先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

平成27年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,10単線図

H27 No,10単線図

単線図のポイント

 1. 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
 2. 配線用遮断器の一次側電線は施工省略とする。
 3. 配線の接続箇所にアウトレットボックスを使用。
 4. 「イの確認表示灯(パイロットランプ)」は「イのスイッチ」と同時点滅とする。
 5. 「イのスイッチ」により「イのランプレセプタクル」と「イの引掛けシーリング
   (角形)」が点灯。

使用器具

 1. ランプレセプタクル
 2. 引掛けシーリング(角形)
 3. 配線用遮断器
 4. 確認表示灯(パイロットランプ)
 5. スイッチ
 6. コンセント

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成27年度技能試験候補問題No,10

第二種電気工事士複線図候補問題No,10

複線図の描き方の基本は
【1】接地側電線(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
です。描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

電源は配線用遮断器の端子の被接地側「L」、接地側「N」とし、一次側電線は施工省略です。「イのランプレセプタクル」、「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの確認表示灯」、「イのスイッチ」、「コンセント」を描きます。
イのスイッチに対応する器具にもイを記入します。
電源は配線遮断器の二次側なので上が「L」、下が「N」になります。一次側電線は施工省略となっています。

H27No,10-1

②電源の接地側「N」をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側「N」を「ランプレセプタクル」、「引掛けシーリング(角形)」、「パイロットランプ」、「コンセント」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
接地側「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

H27No,10-2

③電源の非接地側「+」とスイッチ、コンセントをつなげます

電源の非接地側「L」を「イのスイッチ」、「コンセント」につなげます。

線の接続点を黒丸(●)で描きます。
非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

H27No,10-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

「イのスイッチ」から「イの引掛けシーリング(角形)」、「イのランプレセプタクル」、「イのパイロットランプ」につなぎます。

H27No,10-4

⑤ジョイントボックスを描きます

配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。

H27No,10-5

⑥配線の接続箇所に印を付けます

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
例としてジョイントボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)とします。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H27No,10-6

⑦配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。

被接地側電線「L」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H27No,10-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成27年度候補問題No,10の完成です。

マーク 第二種電気工事士複線図 平成27年度技能試験候補問題No,10動画解説

第二種電気工事士複線図候補問題No,10動画解説

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参照類似問題

候補問題No,10に類似する過去の問題がありますので参照ください。2014年7月に投稿したものです。

第二種電気工事士 平成26年度技能試験候補問題No,3単線図

単線図No,3

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,3の複線図の描き方を解説します。
候補問題は上期試験と下期試験共通です。

平成26年度第二種電気工事士技能試験候補問題No,3の複線図の描き方

①単線図の電源、器具を描きます

「ランプレセプタクル」、「引掛けシーリング(角形)」、「コンセント」、「スイッチ」(確認表示灯付き)を描きます。
確認表示灯(パイロットランプ)はスイッチの上に白丸で描きます。
配線遮断器は端子台で代用されると推測し進めます。端子台にN「-」、L「+」を記入します。
電源は「-」が左にくるように描くと分りやすいです。

複線図No,3-1

②電源の接地側「-」をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側「-」を「ランプレセプタクル」、「引掛けシーリング(角形)」、「確認表示灯(パイロットランプ)」につなげます。「コンセント」は「確認表示灯(パイロットランプ)」からの渡り配線でつなぎます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
接地側「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。

複線図No,3-2

③電源の非接地側「+」とスイッチ、コンセントにつなげます

電源の非接地側「+」をイの「スイッチ」につなげます。「コンセント」はイの「スイッチ」からの渡り配線でつなぎます。
非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

複線図No,3-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

イの「スイッチ」から「確認表示灯(パイロットランプ)」につなぎます。そこからイの「ランプレセプタクル」、「引掛けシーリング(角形)」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。
各器具の配線の横にB(ブラック)を描き加えます。

複線図No,3-4

⑤ジョイントボックスを描きます

配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。候補問題ではジョイントボックス1個となっています。

複線図No,3-5

⑥配線の接続箇所に印を付けます

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

複線図No,3-6

⑦配線の色を記入します

残りの配線の色を記入します。
候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

複線図No,3-7

完成です。

以上が参照類似問題の平成26年度候補問題No,3の複線図の描き方でした。


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