電気工事士軽微な欠陥と対処法!技能試験の判定

2014-11-16

第二種電気工事士の技能試験の軽微な欠陥の判定基準について解説していきます。
技能試験の判定は減点方式となっています。
まず、重大欠陥は1つでも不合格となります。

第二種電気工事士技能試験!重大欠陥と対処法についてはコチラ

次に軽微な欠陥は3つで不合格、2つまでなら合格となります。
ということは、「減点方式の持ち点は3点。重大欠陥は-3点、軽微な欠陥は1つで-1点、3つで-3点となり不合格になります。合計点数が0点となった時点で不合格、1点でも残っていれば合格となる」という風に認識する事ができます。

第二種電気工事士技能試験において重大欠陥は致命的ですが、軽微な欠陥は認識し、試験中に気付くことで減点を最小限に抑えましょう。技能試験はスピード勝負ですが、焦りは禁物です。
「早さと正確さ」が求められる試験ということを改めて理解しておきましょう。

マーク 第二種電気工事士技能試験!軽微な欠陥のまとめ

電気工事士なら!「軽微な欠陥」を理解しておこう

第二種電気工事士技能試験!軽微な欠陥

【1】電線の損傷電線の傷
   
   電気工事士技能試験で重大欠陥にはならない程度の
   外装被覆の傷や芯線被覆の傷。電線の損傷は被覆の
   ストリップ時に起こります。傷つけないように注意
   しましょう。
   また、傷がついてしまったら電線を切断し、新た
   にストリップし直しましょう。

端末処理
【2】リングスリーブ接続の芯線端末処理が
   適切でないもの
    
   芯線の先端は1~2mm残して切断しましょう。
   技能試験ではやりませんがリングスリーブに
   絶縁としてビニールテープが適切に巻けることが
   前提となります。

【3】電線管とボックスやコネクタの接続が緩いものジョイントボックス
   
   電線管のロックナットはプライヤーでしっかりと
   締めましょう。緩んでいた為に軽微な欠陥を
   取られてしまうのはもったいないですね。

【4】電線管のロックナットを逆に接続したもの
   
   電線管のロックナットは丸みを帯びている方が
   右の写真では下(奥)になります。
ケーブルシース
【5】ランプ、露出型コンセントの台座の中まで
   ケーブルシースが入っていないもの

   電線のケーブルシース(外装)は台座
   の中に収まるようにしましょう。
   外に出てしまった場合は外装ストリップが
   長すぎです。右の写真の赤丸のようにケーブ
   ルシースが台座の中に収まっていれば大丈夫
   です。間違えてもすぐに手直しができますので
   あわてずに対応しま う。

【6】取り付け枠の裏返し、緩み枠
   
   右の写真は連用枠が逆となっています。
   左右を反転しカシメが右側に来るのが正解
   です。補足:連用枠には「上」の表示が
   ついています。

【7】取り付け枠にスイッチ等の位置の間違え

   施工条件で指示が出ることがありますので
   よく確認しましょう。
防護管
【8】バインド線による防護管の支持が不適切
  
   防護管はバインド線で固定しますが、
   しっかり固定しないと防護管が動いて
   しまいます。動かないように固定しま
   しょう。

【9】ゴムブッシングの使用不適切

   正しくは右の写真のように取り付けます。ゴムブッシュ
   逆でも軽微な欠陥になることはありません。
   しっかり取り付けられていれば大丈夫です。

【10】ジョイントボックスに余計な打ち抜きをしたもの

   試験で配られる材料(ジョイントボックス)は
   必要な箇所に穴が開けられています。必要ない
   箇所を打ち抜くことはありませんので、注意
   しましょう。

マーク 軽微な欠陥を減らす方法

電気工事士なら!「軽微な欠陥」を理解しておこう

軽微な欠陥を10項目挙げましたが、よくある軽微な欠陥は【1】電線の損傷、【5】ランプ、露出型コンセントの台座の中までケーブルシースが入っていないもの、【7】取り付け枠にスイッチ等の位置の間違え、このあたりではないでしょうか?【1】と【5】についてはしっかり練習しておくことで防げますね。

【7】については問題によって施工条件が出されますのでしっかり読んで、理解することが大切です。例として平成25年の上期の技能試験の場合を確認しておきましょう。

《施工条件》(平成25年の上期の技能試験)
 ・タンブラスイッチは取り付け枠の中央に取り付けること
 ・タンブラスイッチから負荷側の配線は、ジョイントボックスまで黄色の電線を使用
  すること
 
 となっています。中央に取り付けた上に負荷側の電線に黄色の電線を使うという問題です。よく理解しておかないと間違えてしまいそうですね。施工条件はしっかり読んで軽微な欠陥を防ぎましょう。

次に最終確認で間違えに気付いた場合に電線の再加工が必要な項目は【1】、【4】、【5】、【9】です。【4】、【9】については、リングスリーブによる圧着接続の場合は電線の切断が必要になります。差込コネクタの場合は切断の必要はありません。やはり慣れる事によりミスを防ぐことが大切となります。

他の【2】、【3】、【6】、【8】については比較的簡単に手直しが出しますので焦らず慎重に行い軽微な欠陥を避けましょう。

【10】については手直しができません。軽微な欠陥となります。間違えないように注意しましょう。

試験時間は40分。スピードが必要ですが、焦っては結果として余計に時間がかかってしまうことが考えられます。30分で施工を一通り終えるペース
で、確認の時間と手直しの時間を残すことを心がけましょう。特に再確認は重要ですのでしっかり行ってミスを減らしてくださいね。

第二種電気工事士技能試験 重大欠陥についてはコチラ


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