第二種電気工事士技能試験の判定基準 注意するべきこと

2014-07-22

第二種電気工事士の技能試験が迫ってきました。準備は充分出来ていると思いますが、技能試験の判定基準を再確認しておきましょう。

主な判定基準は実にシンプルで重大な欠陥が1つで不合格軽微な欠陥が3つで不合格となります。

いずれも実際に電気工事を行った場合に不具合が生じるものは重大な欠陥、不具合になり得るものが軽微な欠陥です。実践でも役に立ちますよね。

重大な欠陥 ✖ (1つで不合格)

①未着手、未接続、未結線、取り付け枠の未取り付け
 圧着忘れ、時間切れ、スイッチやコンセントの連用枠の付け忘れに注意しましょう。

②配線、器具の位置が配線図(単線図)と相違、配線図の寸法より著しく短い
 位置の違いは手直しができますが、配線を短く切ってしまうとやり直しができません
 ので、注意しましょう。

③誤接続、誤結線
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

④電線の種類が配線図と相違
 電線を切断する前にしっかり確認しましょう。

⑤接地側電線に白色以外の電線を使用
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

⑥電源から点滅器の非接地側電線に黒色以外の電線を使用
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

⑦電源から器具(ランプレセプタクル・引掛けシーリング等)に至る接地側電線に
 白色以外の電線を使用
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

⑧電線の損傷
 ケーブルシース、芯線の露出、芯線の損傷に注意しましょう。

⑨リングスリーブ接続を指定された箇所以外で接続
 施工条件をよく確認しましょう。

⑩差込コネクタ接続を指定された箇所以外で接続
 施工条件をよく確認しましょう。
差込スリーブ
⑪リングスリーブ・差込コネクタの芯線の挿入不足
 手直しができます。

⑫リングスリーブの相違、圧着マークの不適正
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。
圧着
⑬絶縁被覆の上から圧着
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

⑭差込コネクタの外部に芯線が露出
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

⑮電線管に通線されていないもの
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

⑯電線管とボックスの未接続
 コネクタ、ロックナットの未使用に気をつけましょう。

⑰ランプレセプタクル、引掛けシーリングの芯線をネジ止めしていないもの
 絶縁被覆の上からの圧着や芯線の剥き過ぎに注意しましょう。

ランプ
⑱ランプレセプタクル、引掛けシーリングの台座の上から
 ケーブルを結線
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

⑲防護管の取り付け忘れ
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

⑳バインド線による防護管の支持を行っていないもの
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。

重大な欠陥は②の配線を短く切ってしまわない限り、手直しで対応できます。項目はたくさんありますが、ほとんどが確認不足によるミスです。急ぐ気持ちは分かりますが、一つ一つ確認が必要です。つまらないミスで不合格とならない様、再確認をしっかり行いましょう。
施工は30分以内で行い、確認と手直しの時間を残しておきましょう。

時間配分についてはコチラ

軽微な欠陥 △ (3つで不合格、2つまでなら合格)

VVFケーブル
①電線の損傷
 
ケーブルシース、絶縁被覆、芯線の軽度な傷に注意し
ましょう。

②リングスリーブ接続の芯線端末処理が適切でないものVVFケーブル
 
芯線の出過ぎに注意しましょう。
 1~2mm以上出ているときは切断しましょう。

③電線管とボックスやコネクタの接続が緩いもの
 ロックナットをしっかり締め付け接続しましょう。

④電線管のロックナットを逆に接続したもの
 ロックナットの向きに注意しましょう。
ランプレセプタクル
⑤ランプ、引掛けシーリングの台座の中までケーブルシースが入っていないもの
 手直しができます。最終確認で確実にしましょう。
 裏ワザ ケーブルシースを台座の中に収まるように後から動かすことも可能です。

⑥取り付け枠の裏返し、緩み連用枠
 最終確認でしっかり固定しましょう。

⑦取り付け枠にスイッチ等の位置の間違え
 施工条件にスイッチの位置が指定されることがあります。
 施工条件をよく確認しましょう。

⑧バインド線による防護管の支持が不適切
 防護管がズレないようにしっかり固定しましょう。

⑨ゴムブッシングの使用不適切
 ゴムブッシングの向きはとちらでも大丈夫です。

⑩ジョイントボックスに余計な打ち抜きをしたもの
 打ち抜きはされているので新たに打ち抜く必要はありません。

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軽微な欠陥は2つまでなら合格ですが、細かいところで減点される可能性があるため施工条件をよく理解した上で取り組む必要があります。また、配線の色の指定やスイッチの取り付け位置について指示がある場合がありますので施工条件はしかっり確認し理解しておきましょう。

軽微な欠陥をひと通り頭に入れておけば(覚えておく必要はありません)技能試験の本番で対応しやすくパニックに陥ることもないでしょう。練習の時にも欠陥を確認しながらチェックしておけば、本番でも軽微な欠陥を見つけることが出来るでしょう。

技能試験は予選である筆記試験を勝ち抜いた人のみに訪れる決勝の舞台です。ぜひ勝利で締めくくりましょうね。


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