第二種電気工士技能試験のベストな時間配分はこれだ!

2014-07-14

第二種電気工事士の上期の技能試験が2週間後になりました。いよいよ本番ですね。準備はいかがでしょうか?筆記試験は予選と考えるなら技能試験は予選を通過した人のみが進むことができる決勝戦です。楽しみですね。

技能試験の試験時間は40分です。いかに効率よく、また、余裕をもって技能試験をこなすには何が必要でしょうか?実技の練習はもちろんですが、他では時間の配分がとても重要になってきます。候補問題によって、早くこなせるものや比較的時間がかかるものもあります。そんな中で、時間は配分についてじっくり考えてみましょう。

電線・器具等の材料と施工条件の確認(試験開始前に試験官の指示で行います)
施工条件は問題用紙が配られれば確認することができます。かなり重要なのでよく読んで試験開始前までに理解しておきましょう。接地側電線は白色、非接地側は黒色を使用するなど当たり前なことも書かれていますが、他にもスイッチの取り付け位置の指示や配線の色の指示、リングスリーブや差込コネクタを使う場所の指示がありますので確認が必要です。

技能試験の主な作業項目は以下のとおりです。
①問題の確認と理解技能試験
②単線図を複線図に書き換える
③電線の切断
④被覆剥き
⑤器具の準備
⑥器具への配線
⑦接続電線の確認
⑧配線圧着
⑨電線の整え
⑩最終確認

①問題の確認と理解 作業時間 1分

施工省略範囲の指示やジョイントボックス取り付けの省略、配線遮断器やリモコンリレーは端子台で代用するなどの指示が出されるので十分な注意が必要です。よく読んで理解しておかないと完成した後にやり直すことにもなりかねませんのでしっかり確認しましょう。

②単線図を複線図に書き換える 作業時間 2分

複線図については十分理解できていることかと思います。注意しておきたいことは電線の接続箇所を描き忘れないことと、リングスリーブ、又は差込コネクタをわかりやすくしておく事です。リングスリーブの接続が箇所は黒丸(●)、差込コネクタは黒四角(■)で描きます。電線の色も問題の指示どうりになるよう注意しましょう。複線図で間違えてしまうとそのまま施工してしまうこととなるので確実にしておく必要があります。

③電線の切断 作業時間 3分

単線図に指定がある電線の長さに切断してしまうと器具に接続できなくなります。電線の切断は器具によって残す長さが変わりますので覚えておきましょう。単線図の電線の長さにどれだけプラスすればいいかを複線図に描いておくのもいい方法です。

ジョイントボックス側の接続箇所=100mmプラス
スイッチの接続箇所=100mmプラス
コンセントの接続箇所=100mmプラス
ランプセレクタプルコンセントの接続箇所=50mmプラス
引掛けシーリングの接続箇所=50mmプラス
端子台の接続箇所=50mmプラス
施工省略箇所=0mm

以上を考慮し電線の切断を行いましょう。

④被覆剥き 作業時間 10分

外装被覆剥き、内装被覆剥きともに適性の長さがありますので覚えておきましょう。
ジョイントボックス側の接続箇所=外装100mm 内装20mm
スイッチの接続箇所=外装100mm 内装20mm
コンセントの接続箇所=100mm 内装20mm
引掛けシーリングの接続箇所=50mm 内装20mm
端子台の接続箇所=50mmプラス 内装20mm
埋込連用コンセントやスイッチ、引掛けシーリング、差込コネクタは器具に内装被覆の長さが図で記載されているので、後から調整します。

⑤器具の準備 作業時間 2分

埋込み連用スイッチやコンセントを連用枠にセットします。露出型コンセントやランプセレクタプルの接続箇所はのの字曲げ加工が必要です。埋込連用コンセントやスイッチ、引掛けシーリング、差込コネクタは器具に内装被覆の長さが図で記載されていて器具によって多少長さが異なりますので、それに合わせます。

⑥器具への配線 作業時間 3分

ランプセレクタプル、スイッチ、コンセント、端子台等の器具側の配線を行います。露出型コンセントやランプセレクタプルは器具に電線を通しビス止めします。ジョイントボックス側は最後に圧着するのでここではまだ施工しません。

⑦接続電線の確認 作業時間 2分

ジョイントボックス側の接続電線及び電線の色を確認し、クリップ止めします。

⑧配線圧着 作業時間 3分

配線の太さや本数により圧着スリーブを選定し圧着を行います。
1.6mm×2本        リングスリーブ 小  圧着 ○(1.6×2)
1.6mm×3~4本       リングスリーブ 小  圧着 小
2.0mm×1本、1.6mm×1~2本 リングスリーブ 小  圧着 小
2.0mm×1本、1.6mm×3本   リングスリーブ 中  圧着 中
2.0mm×2本        リングスリーブ 小  圧着 小
これで作業は完了です。

⑨電線の整え 作業時間 1分

単線図の配置と同じになるように配線を整えます。

⑩最終確認 作業時間 3分

電線の接続や色に間違えがないかを確認します。施工条件を満たしているかも再確認してください。間違えがあれば手直しします。

以上で作業時間は合計30分です。手直しがあっても残り10分で十分足りることでしょう。作業時間が35分かかってしまうと手直しが生じた場合に残り5分では焦りが出てしまいますよね。30分以内で作業を完了させることが余裕を持って技能試験にのぞめるためのベストなペースではないでしょうか?
また、十分練習することで作業時間は25分を切ることは十分可能です。積み重ねが大切ですね。


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