第二種電気工事士技能試験複線図平成30年度No.6

2018-02-07

【ここで学べること】
1.単線図のポイント
2.使用器具の選定
3.候補問題の複線図が書けるようになる

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。

試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

その前に・・・複線図の書き方が全く分からないという人は
【複線図の基本ルールを理解してから始めましょう。】

マーク 平成30年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No.6単線図

H30-No.6

単線図のポイント

  • 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
  • 左のイの引掛けシーリング(角形)は施工省略とする。
  • 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
  • 「イの3路スイッチ」により「イの引掛けシーリング(角形)×2個」が点灯。

使用器具

1. 露出型コンセント
2. 3路スイッチ
3. 引掛けシーリング(角形)
4. ジョイントボックス

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成30年度技能試験候補問題No.6

第二種電気工事士複線図候補問題No.6
複線図の描き方の基本

【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。

描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

第二種電気工事士複線図候補問題No.6

この候補問題の場合、電源は接地側電線「N」を上に書いたほうがわかりやすいです。
「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、「露出型コンセント」、「3路スイッチ」を単線図と同じ位置に描きます。

H30-No.6-1

②電源の接地側電線「N」をスイッチ以外の器具につなげる

第二種電気工事士複線図候補問題No.6

電源の接地側電線「N」を「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの引掛けシーリング(角形)」(施工省略)、「露出型コンセント」につなげます。
この候補問題では右側のジョイントボックス内の電線の接続箇所に差込コネクタを使用、左側のジョイントボックス内の電線の接続箇所にリングスリーブを使用する事とします。
電線の接続点を黒丸(●)で描きます。

H30-No.6-2

③電源の非接地側電線「L」とスイッチ、コンセントをつなげます

第二種電気工事士複線図候補問題No.6

電源の非接地側電線「+」を露出型コンセントと左側の3路スイッチにつなげます。電線の接続点を黒丸(●)で描きます。

H30-No.6-3

④3路スイッチをつなげます。

第二種電気工事士複線図候補問題No.6

図のように左の3路スイッチの1番端子を右の3路スイッチの1番端子に、3番端子を3番端子につなぎます。

H30-No.6-4

⑤スイッチと器具をつなぎますジョイントボックスを書きます

第二種電気工事士複線図候補問題No.6

左の3路スイッチとイの引掛けシーリング(角形)、施工省略のイの引掛けシーリング(角形)をつなぎます。
配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。

H30-No.6-5

⑥配線の接続箇所に印を付けます

第二種電気工事士複線図候補問題No.6

右のジョイントボックス内はリングスリーブ接続で黒丸(●)、左のジョイントボックス内は差込コネクタ接続として黒四角(■)を描きます。
候補問題ではリングスリーブを左のジョイントボックス内の接続に使用、差込コネクタは右のジョイントボックス内の接続に使用とさせていただきました。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H30-No.6-6

⑦配線の色を記入します

第二種電気工事士複線図候補問題No.6

配線の色を記入します。接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。非接地側「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。緑の点線内の電線の色は逆でも大丈夫です。

非接地側電線「L」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H30-No.6-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成30年度候補問題No.6の完成です。

複線図がわかったら実践で練習しよう!

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