第二種電気工事士技能試験複線図平成30年度No.5

2018-02-08

【ここで学べること】
1.単線図のポイント
2.使用器具の選定
3.候補問題の複線図が書けるようになる

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。

試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

その前に・・・複線図の書き方が全く分からないという人は
【複線図の基本ルールを理解してから始めましょう。】

マーク 平成30年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No.5単線図

H30-No.5

単線図のポイント

  • 100V電源ラインはVVF 2.0-2C、200V電源ラインはVVF 2.0-3Cを使用。
  • 100V・200V電源ラインの1次側、ロのランプレセプタクルは施工省略とする。
  • 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
  • 「イのスイッチ」により「イの蛍光灯」、「ロのスイッチ」により「ロ」のランプレセプタクル」が点灯。

使用器具

1. コンセント
2. 接地極付きコンセント20A250V
3. ランプレセプタクル
4. 配線遮断器
5. 漏電遮断器
6. 接地端子
7. スイッチ
8. ジョイントボックス 

注 配線遮断器・漏電遮断器・接地端子は同一の端子台で代用されること推定します。

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成30年度技能試験候補問題No.5

第二種電気工事士複線図候補問題No.5
複線図の描き方の基本

【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。

描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

第二種電気工事士複線図候補問題No.5

100V電源用の配線遮断器、200V電源用の漏電遮断器、接地端子は端子台が支給されることが予想されますので5接点の端子台を描きます。
この候補問題の場合、100V電源は接地側電線「N」を上に書いたほうがわかりやすいです。
「コンセント」、「接地極付きコンセント20A250V」、「ランプレセプタクル」、「蛍光灯」(施工省略)をそれぞれ単線図と同じ位置に描きます。

H30-No.5-1

②100V電源の接地側電線「N」をスイッチ以外の器具につなげる

第二種電気工事士複線図候補問題No.5

100V電源の接地側電線「N」を「イの蛍光灯」(施工省略)、「ロのランプセレクタプル」、「コンセント」につなげます。
電線の接続点を黒四角(■)で描きます。
H30-No.5-2

③電源の非接地側電線「L」をスイッチ、コンセントにつなげます

第二種電気工事士複線図候補問題No.5

電源の非接地側電線「L」を露出型コンセントとスイッチにつなげます。
先ずはイのスイッチにつなぎ、ロのスイッチへは渡り配線でつなぎます。
同様にロのスイッチからコンセントにつなぎます。

H30-No.5-3

④スイッチに対応する器具をつなげます。

第二種電気工事士複線図候補問題No.5

「イのスイッチ」と「イの蛍光灯」、「ロのスイッチ」と「ロのランプセレクタプル」をつなぎます。

H30-No.5-4

⑤200V電源ラインを接続します

第二種電気工事士複線図候補問題No.5

200V電源ラインと接地線を接地極付きコンセント20A250Vにつなげます。

H30-No.5-5

⑥ジョイントボックスを描き、配線の接続箇所に印を付けます

第二種電気工事士複線図候補問題No.5

配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
残りの電線接続箇所にには黒丸(●)を描きます。
この候補問題ではリングスリーブによる接続とさせていただきます。
候補問題にはすべての電線のサイズ(太さ)は書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H30-No.5-6

⑦配線の色を記入します

第二種電気工事士複線図候補問題No.5

配線の色を記入します。接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側電線「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では200V電源に黒線と赤線、接地線に緑線が使用されると予想ができますので、B(黒)、R(赤)、G(緑)と仮定し記入しました。緑の点線内の電線の色は逆でも大丈夫です。

非接地側電線「N」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、VVF2.0-3C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H28 No,5-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成30年度候補問題No.5の完成です。

複線図がわかったら実践で練習しよう!

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