第二種電気工事士技能試験複線図平成30年度No.4

2018-02-09

【ここで学べること】
1.単線図のポイント
2.使用器具の選定
3.候補問題の複線図が書けるようになる

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。

試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

その前に・・・複線図の書き方が全く分からないという人は
【複線図の基本ルールを理解してから始めましょう。】

マーク 平成30年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No.4単線図

H30-No.4

単線図のポイント

  • 100V電源ラインはVVF 2.0-2C、200V電源ラインはVVF 2.0-3Cを使用。
  • 電源の1次側電線、モーター、接地極は施工省略とする。
  • 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
  • 「イのスイッチ」により「イの引掛けシーリング(角形)」が点灯。

使用器具

1. コンセント
2. スイッチ
3. 引掛けシーリング(角形)
4. 端子台
5. ジョイントボックス
6. 電源表示灯

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成30年度技能試験候補問題No.4

第二種電気工事士複線図候補問題No.4
複線図の描き方の基本

【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。

描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

第二種電気工事士複線図候補問題No,4

100V配線遮断器、200V漏電遮断器は端子台(施工省略)で代用されることが予想できますので、5接点の端子台を描きます。
この候補問題の場合、100V電源は接地側電線「N」を上に書いたほうが、配線がスッキリしてわかりやすいです。
「イの引掛けシーリング(角形)」、「イのスイッチ」、「コンセント」、「電源表示灯」、「モーター」(施工省略)、「接地極」(施工省略)を単線図と同じ位置に描きます。

H30-No.4-1

②100V電源の接地側「N」をスイッチ以外の器具につなげる

第二種電気工事士複線図候補問題No,4

100V電源の接地側電線「N」を「イの引掛けシーリング(角形)」、「イのスイッチ」、「コンセント」につなげます。
この候補問題では右側のジョイントボックス内の電線の接続箇所に差込コネクタを使用、左側のジョイントボックス内の電線の接続箇所にリングスリーブを使用する事とします。
ですから電線の接続点の右側に黒四角(■)、左側に黒丸(●)を描きます。

H30-No.4-2

③電源の非接地側電線「L」とスイッチ、コンセントをつなげます

第二種電気工事士複線図候補問題No.4

電源の非接地側電線「L」をイのスイッチとコンセントにつなげます。コンセントへの配線はイのスイッチからの渡り配線でつなぎます。

H30-No.4-3

④スイッチに対応する器具をつなぎます

第二種電気工事士複線図候補問題No.4

イのスイッチからイの引掛けシーリング(角形)につなぎます。

H30-No.4-4

⑤200V電源を器具につなぎます

第二種電気工事士複線図候補問題No.4

200V電源をモーター(施工省略)につなぎます。三相交流回路なので端子台のR,S,Tからモーターにつなぎます。
Tを上、Sを中、Rを下に描いたほうが配線がスッキリして解りやすいです。

H30-No.4-5

⑥電源表示灯を200V電源につなぎます

第二種電気工事士複線図候補問題No.4

電源表示灯に必要な電源は単相なので2本の電線をつなぎます。
この候補問題では電源表示灯はS相とT相間に接続するものと想定し、三相200Vの電源の「S相」「T相」から電源表示灯につなげます。
配線の接続点に黒丸(●)を記入します。

H30-No.4-6

⑦ジョイントボックスを描き電線の接続点を描きます

第二種電気工事士複線図候補問題No.4

配線を接続する箇所の中央ににジョイントボックスを描きます。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。
リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブを左のジョイントボックス内の接続に使用、差込コネクタは右のジョイントボックス内の接続に使用とさせていただきました。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H30-No.4-7

⑦配線の色を記入します

第二種電気工事士複線図候補問題No.4

配線の色を記入します。接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。非接地側電線「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。

非接地側電線「L」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

H30-No.4-8

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、VVF2.0-3C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H30-No.4-9
以上で、第二種電気工事士複線図平成30年度候補問題No.4の完成です。

複線図がわかったら実践で練習しよう!

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