第二種電気工事士技能試験複線図平成30年度No.10

2018-02-03

【ここで学べること】
1.単線図のポイント
2.使用器具の選定
3.候補問題の複線図が書けるようになる

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。

試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

その前に・・・複線図の書き方が全く分からないという人は
【複線図の基本ルールを理解してから始めましょう。】

マーク 平成30年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No.10単線図

H30-No.10

単線図のポイント

  • 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
  • 配線用遮断器の一次側電線は施工省略とする。
  • 配線の接続箇所にアウトレットボックスを使用。
  • 「イの確認表示灯(パイロットランプ)」は「イのスイッチ」と同時点滅とする。
  • 「イのスイッチ」により「イのランプレセプタクル」と「イの引掛けシーリング(角形)」が点灯。

使用器具

 1. ランプレセプタクル
 2. 引掛けシーリング(角形)
 3. 配線用遮断器
 4. 確認表示灯(パイロットランプ)
 5. スイッチ
 6. コンセント

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成30年度技能試験候補問題No.10

第二種電気工事士複線図候補問題No.10
複線図の描き方の基本

【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。

描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

第二種電気工事士複線図候補問題No.10

電源は配線用遮断器の端子の被接地側電線「L」、接地側「N」とし、一次側電線は施工省略です。
「イのランプレセプタクル」、「イの引掛けシーリング(角形)」、「イの確認表示灯」、「イのスイッチ」、「コンセント」を描きます。
イのスイッチに対応する器具にもイを記入します。
電源は配線遮断器の二次側なので上が「L」、下が「N」になります。一次側電線は施工省略となっています。

H30-No.10-1

②電源の接地側「N」をスイッチ以外の器具につなげる

第二種電気工事士複線図候補問題No.10

電源の接地側「N」を「ランプレセプタクル」、「引掛けシーリング(角形)」、「パイロットランプ」、「コンセント」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。

H30-No.10-2

③電源の非接地側「L」とスイッチ、コンセントをつなげます

第二種電気工事士複線図候補問題No.10

電源の非接地側「L」を「イのスイッチ」、「コンセント」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。

H30-No.10-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

第二種電気工事士複線図候補問題No.10

「イのスイッチ」から「イの引掛けシーリング(角形)」、「イのランプレセプタクル」、「イのパイロットランプ」につなぎます。

H30-No.10-4

⑤ジョイントボックスを記入します

第二種電気工事士複線図候補問題No.10

配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。
候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
例としてジョイントボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)とします。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

H30-No.10-5

⑥配線の色を記入します

第二種電気工事士複線図候補問題No.10

接地側電線「N」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側電線「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。

非接地側電線「L」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

圧着のマーク適合表はコチラ

H30-No.10-6

⑦電線の種類を記入します

第二種電気工事士複線図候補問題No.10

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H30-No.10-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成30年度候補問題No.10の完成です。

複線図がわかったら実践で練習しよう!

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