第二種電気工事士技能試験複線図平成30年度No.1

2018-02-12

【ここで学べること】
1.単線図のポイント
2.使用器具の選定
3.候補問題の複線図が書けるようになる

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。

試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

その前に・・・複線図の書き方が全く分からないという人は
【複線図の基本ルールを理解してから始めましょう。】

マーク 平成30年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No.1単線図

H30-No.1

単線図のポイント

  • 電源ラインはVVF2.0-2Cを使用。
  • ハの蛍光灯は施工省略とする。
  • 配線の接続箇所にジョイントボックスを使用。
  • 「イのスイッチ」により「イの引掛けシーリング(角形)」が点灯
  • 「ロのスイッチ」により「ロのランプレセプタクル」が点灯
  • 「ハのスイッチ」により「ハの蛍光灯」が点灯

使用器具

1. ランプレセプタクル
2. スイッチ
3. 位置表示灯付スイッチ(ホタルスイッチ)
4. 引掛けシーリング(角形)
5. ジョイントボックス

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成30年度技能試験候補問題No.1

第二種電気工事士複線図候補問題No.1

複線図の描き方の基本

【1】接地側電線N(白)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。

描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

第二種電気工事士複線図候補問題No.1

「ランプレセプタクル」、「位置表示灯付スイッチ(ホタルスイッチ)」「ロ、ハのスイッチ」、「引掛けシーリング(角形)」を単線図と同じ位置に描きます。
この候補候補問題の場合、電源は接地側電線「N」を上に書いたほうが、配線がスッキリしてわかりやすいです。
位置表示灯付スイッチにはランプがついていますが、回路はスイッチの中に内蔵されているので、複線図では普通のスイッチと同様と考えて大丈夫です。

H30-No.1-1

②電源の接地側電線「N」をスイッチ以外の器具につなげる

第二種電気工事士複線図候補問題No.1

電源の接地側電線「N」を「イの引掛けシーリング(角形)」、「ロのランプレセプタクル」、「ハの蛍光灯」につなげます。
電線の接続点を黒丸(●)、黒四角(■)で描きます。この候補問題では左側のジョイントボックス内の電線接続をリングスリーブによる接続、右側のジョイントボックス内の電線接続を差込コネクタと想定します。
接地側電線「N」は白線なのでホワイトのWを記入します。

H30-No.1-2

③電源の非接地側電線「L」をスイッチにつなげます

第二種電気工事士複線図候補問題No.1

電源の非接地側電線「L」を「イのスイッチ」につなげます。
「イのスイッチ」から「ロのスイッチ」へは渡り配線でつなぎます。
「ロのスイッチ」から「ハのスイッチ」も渡り配線でつなぎます。
非接地側電線「L」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。

H30-No.1-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

第二種電気工事士複線図候補問題No.1

「イのスイッチ」から「イの引掛けシーリング(角形)」、「ロのスイッチ」から「ロのランプレセプタクル」、「ハのスイッチ」から「ハの蛍光灯」につなぎます。

H30-No.1-4

⑤ジョイントボックスを描きます

第二種電気工事士複線図候補問題No.1

配線を接続する箇所にジョイントボックスを描きます。
ジョイントボックスはこのタイミングで描くことをオススメします。
先に描いてしまうと複線図が窮屈になってしまうことがありますので注意が必要です。

H30-No.1-5

⑥配線の接続箇所に印を付けます

第二種電気工事士複線図候補問題No,1

リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。
候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
この候補問題では左側のジョイントボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)、右側のジョイントボックスの接続を黒四角(◼)とします。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ

H30-No.1-6

⑦配線の色を記入します

第二種電気工事士複線図候補問題No.1

残りの配線の色を記入します。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。緑の点線内は反対でも大丈夫です。

非接地側電線「L」(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(EM-EEF2.0-2C)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H30-No.1-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成30年度候補問題No.1の完成です。

複線図がわかったら実践で練習しよう!

  ⇒ 電気工事士工具セットはコチラ
  ⇒ 技能試験練習セット(器具・ケーブル)




Copyright(c) 資格サポート協会 All Rights Reserved.