第二種電気工事士技能試験複線図平成29年度No,12

2017-01-20

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。
候補問題は上期・下期試験共通です。
試験時間は40分。
先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

平成29年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,12単線図

H28 No,12

単線図のポイント

  • 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
  • ジョイントボックスは左側に使用、アウトレットボックスは右側に使用。
  • イのスイッチが入ればイの引掛けシーリング(角形)が点灯。
  • ロのスイッチにより、ロのランプレセクタプルが点灯。
  • ロのスイッチへの配線はIV1.6mm(ビニル絶縁電線1.6mm)を使用し、合成樹脂製可とう電線管(PF管)を通す。
  • 左側のジョイントボックス内の配線接続は差込コネクタによる接続とします。

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成29年度技能試験候補問題No,12

第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12
複線図の描き方の基本

【1】接地側電線N(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側電線L(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。

描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12

電源の非接地側L「+」、接地側N「-」、「ランプレセプタクル」、「コンセント」、「引掛けシーリング(角形)」、「イのスイッチ」、「ロのスイッチ」を描きます。
イ、ロのスイッチに対応する器具にもイ、ロを記入します。
この候補問題の場合、電源は接地側N「-」が右にくるように描くと分りやすいです。

H28 No,12-1

②電源の接地側N「-」をスイッチ以外の器具につなげる

第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12

電源の接地側N「-」を「ランプレセプタクル」、「コンセント」、「引掛けシーリング(角形)」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。左のジョイントボックス内の接続点は差込コネクタを使用することと仮定して進めますので黒四角(■)を記入します。

H28 No,12-2

③電源の非接地側L「+」とスイッチ、コンセントをつなげます

第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12

電源の非接地側L「+」を「イのスイッチ」、「ロのスイッチ」、「コンセント」につなげます。
「コンセント」への配線は「ロのスイッチ」から渡り配線でつなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。

H28 No,12-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12

イの「スイッチ」からイの「引掛けシーリング(角形)」につなぎます。
ロの「スイッチ」にロの「ランプレセプタクル」をつなげます。線の接続点を黒丸(●)、黒四角(■)で描きます。

H28 No,12-4

⑤ジョイントボックスを描きます

第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12

配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。
この候補問題ではジョイントボックス1個を左側、アウトレットボックス1個を右側に描きます。

H28 No,12-5

⑥PF管を記入します

第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12

この候補問題では、アウトレットボックスからロのスイッチの間がPF管で接続されるため、四角を記入しておきます。
施工の時に忘れないように描いておいたほうがいいですね。
候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

H28 No,12-6

圧着のマーク適合表はコチラ

⑦配線の色を記入します

第二種電気工事士複線図候補問題平成29年No,12

接地側N「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。
非接地側L「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。
この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。
また、IV1.6mmの電線も黒、白、赤で支給されると仮定して記入します。
緑の点線内の電線はB(黒)、R(赤)のどちらでも大丈夫です。

非接地側電線(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。
黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、IV1.6)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

H28 No,12-7

以上で、第二種電気工事士複線図平成29年度候補問題No,12の完成です。

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