第二種電気工事士技能試験複線図 平成28年度No,11

2016-02-27

第二種電気工事士の技能試験では、財団法人電気技術者試験センターより候補問題全13問が公表されています。候補問題は上期・下期試験共通です。試験時間は40分。先ずは、公表さている単線図を複線図に書き換えることから始めましょう。

平成28年度 第二種電気工事士技能試験候補問題No,11単線図

H28 No,11

単線図のポイント

 1. 電源ラインはVVF 2.0-2C、よって2.0mm、2芯のVVFケーブルを使用。
 2. 配線の接続箇所にアウトレットボックスを使用。
 3. イのスイッチが入ればイの引掛けシーリング(角形)が点灯。
 4. ロのスイッチにより、ロのランプレセプタクルが点灯。
 5. ロのスイッチコンセントへの配線はIV1.6mm(ビニル絶縁電線1.6mm)を使用し、
   ねじなし電線管(E19)で接続する。

マーク 第二種電気工事士複線図の描き方 平成28年度技能試験候補問題No,11

第二種電気工事士複線図候補問題No,11

複線図の描き方の基本は
【1】接地側電線(白、マイナス)は、コンセントにつなぐ。
【2】非接地側(黒、プラス)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
【3】スイッチに対応する器具につなぐ。
です。描く順番は毎回同じ方が覚えやすく、本番でもスラスラ描くことができますので、必ず同じにしましょう。

①単線図の電源、器具を描きます

電源の被接地側「+」、接地側「-」、「ランプレセプタクル」、「コンセント」、「引掛けシーリング(角形)」、「イのスイッチ」、「ロのスイッチ」を描きます。
イ、ロのスイッチに対応する器具にもイ、ロを記入します。
電源は「-」が上にくるように描くと分りやすいです。

H28 No,11-1

②電源の接地側「-」をスイッチ以外の器具につなげる

電源の接地側「-」を「ランプレセプタクル」、「コンセント」、「引掛けシーリング(角形)」につなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。リングスリーブには黒丸(●)、差込コネクタには黒四角(■)を描きます。候補問題ではリングスリーブや差込コネクタの指定がありませんが技能試験では指定がありますので確実に描きましょう。
例としてジョイントボックスの接続をリングスリーブの黒丸(●)、アウトレットボックスを差込コネクタの黒四角(■)とします。

H28 No,11-2

③電源の非接地側「+」とスイッチ、コンセントをつなげます

電源の非接地側「+」を「イのスイッチ」、「ロのスイッチ」、「コンセント」につなげます。
「コンセント」への配線は「ロのスイッチ」から渡り配線でつなげます。
線の接続点を黒丸(●)で描きます。

H28 No,11-3

④スイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

イの「スイッチ」からイの「引掛けシーリング(角形)」につなぎます。ロの「スイッチ」に「ランプレセプタクル」をつなげます。それぞれの器具の線にB(ブラック)をつなげます。線の接続点を黒丸(●)で描きます。

H28 No,11-4

⑤ジョイントボックスを描きます

配線を接続する箇所にジョイントボックスまたはアウトレットボックスを描きます。この候補問題ではアウトレットボックスを描きます。

H28 No,11-5

⑥ネジなし電線管(E19)を描きます

この候補問題では、アウトレットボックスからロのスイッチの間がネジなし電線管(E19)で接続されるため、四角を記入しておきます。施工の時に忘れないように描いておいたほうがいいですね。また、ネジなし電線管(E19)とアウトレットボックスはボンド線(裸軟銅線)で接続する必要があるので、ボンド線も記入しておきましょう。

H28 No,11-6

⑦配線の色を記入します

配線の色を記入します。接地側「-」は白の線なのでW(ホワイト)を線の横に描き加えます。非接地側「+」は黒の線なのでB(ブラック)を線の横に描き加えます。この候補問題では3線のケーブルが使用されると予想ができますので、B(黒)、W(白)、R(赤)と仮定し記入しました。また、IV1.6mmの電線も黒、白、赤で支給されると仮定して記入します。

被接地側電線(黒線)の電源ラインに接続する電線は必ず黒にしましょう。黒以外の電線を接続すると技能試験は不合格となりますので注意してください。

H28 No,11-7

⑧電線の種類を記入します

候補問題で指定のある配線のサイズは記入しておきましょう。(VVF2.0-2C、IV1.6)
候補問題の注意書きに「指定のない電線の種類はVVF1.6とする」とあります。
施工の時、分かりやすいですので、指定がある配線はすべて記入しましょう。

候補問題ではすべての電線のサイズ(太さ)が書かれていませんが、技能試験では指定がありますのでリングスリーブを選定し圧着のマークを記入しましょう。(○)、(小)、(中)
誤圧着の防止と時間の短縮に役立ちます。

圧着のマーク適合表はコチラ
H28 No,11-8

以上で、第二種電気工事士複線図平成28年度候補問題No,11の完成です。

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マーク 第二種電気工事士複線図 平成28年度技能試験候補問題No,11動画解説

第二種電気工事士複線図候補問題No,11動画解説

複線図がわかったら実践で練習しよう!

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