第二種電気工事士・技能試験!何をするべきか?


第二種電気工事士の技能試験で最初にすることは出題された課題の単線図を複線図に書き換えることです。

第二種電気工事士の技能試験の複線図を書くには基本的な手順があって、この手順に沿って書いていけば誰でも簡単に書くことができます。
複線図を正確に書くことができないと第二種電気工事士の技能試験の施工はできません。
つまり合格はできません。
コツさえつかめればスイスイと簡単にか描くことができますので十分な練習が必要です。

毎年1月中旬に第二種電気工事士技能試験候補問題が電気技術者試験センターより公表されます。
候補問題は全13問が公表され、そのうちの一つが上期技能試験に出題され、もう一つが下期技能試験に出題されます。

ここでは第二種電気工事士の技能試験の複線図の書き方の基本的な手順をマスターして、どのような単線図でも複線図にできるようにしておきましょう。

マーク 第二種電気工事士技能試験、複線図の描き方の基本ルール

①接地側電線(白)は電灯、コンセントにつなぐ。
※絶対にスイッチにつないではいけません。

②非接地側(黒)はスイッチ、コンセントにつなぐ。
※絶対に電灯につないではいけません。

③最後に電灯とスイッチをつなぐ。

※接地側電線(白)とは家庭のコンセント(交流100V)でいうと0V側、非接地側(黒)は 100Vです。

マーク 第二種電気工事士技能試験、複線図の描き方の基本解説

複線図の描き方の基本は複線図が複雑になっても全く同じです。
基本が理解できていれば複線図が複雑になっても応用がききます。

単線図

第二種電気工事士の技能試験複線図を描くにはまず単線図を理解しましょう。
下の単線図は電源ラインからコンセントに接続されており、スイッチが入ればランプが付く回路となってます。

複線図1

最初に器具やジョイントボックスを配置します。

①ジョイントボックスの配置中央に大きめに描きます。

②ランプ・コンセントの配置

③電源の配置
電源は接地側が○、非接地側が●です。

④スイッチの配置

複線図2

基本ルール①

接地側電線(白)はランプ、コンセントにつなぐ。

①接地側の○からコンセントつなぐ
②ランプからジョイントボックス内の接地線につなぐ
③交差する箇所に黒丸つける。
(配線をジョイントする)
※絶対にスイッチにつないではいけません。

複線図3

基本ルール②

非接地側(黒)はスイッチ、コンセントにつなぐ。

①非接地線●をコンセントにつなぐ
②スイッチからジョイントボックス内の非接地線につなぐ
③交差する箇所に黒丸つける。
(配線をジョイントする)
※絶対に電灯につないではいけません。
複線図4
基本ルール③

最後にランプとスイッチをつなぐ。

①ランプとスイッチをつなぐ
②ランプからジョイントボックス内を通しスイッチにつなぐ
③交差する箇所に黒丸つける。
(配線をジョイントする)

完成です。

マーク 電気工事士技能試験で必要な工具

複線図が書けるようになったら、実践のための工具の準備です。

電気工事士の技能試験に持ち込める工具は指定工具7点と電動工具以外の工具です。
技能試験で出題される問題は、指定工具のみで施工できるように考慮されていますが、指定工具7点のみでは技能試験の試験時間の40分間で課題を完成させることは難しいでしょう。

理由はVVFケーブルの外装被覆剥き(ストリップ)や芯線被覆剥きを電工ナイフとペンチで剥かなければならないからです。
電工ナイフでVVFケーブルの外装被覆を剥くには時間が掛かります。

試験時間内で完了できるのは、日頃、電気配線工事に携わっている経験の長い電気工事士でなければ難しいでしょう。
指定工具7点に加え、VVFストリッパーと配線クリップがあると便利です。

マーク 電気工事士技能試験指定工具7点

①圧着工具(JIS適合品で黄色グリップのもの、リングスリーブ用)
②電工ナイフ
③ウォーターポンププライヤー
④ドライバー(プラス +No,2)
⑤ドライバー(マイナス -5.5)
⑥ペンチ
⑦スケール(布尺)

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マーク ①圧着工具

【試験時使用頻度★★★】
圧着工具

圧着工具

JIS適合品で黄色グリップのもの、リングスリーブ用

リングスリーブを用い配線を圧着するのに使います。
圧着されるとリングスリーブに圧着マークが付きますので配線サイズや本数に適合しているかを確認しましょう。

また、リングスリーブは配線の太さや本数により適合がありますので覚えておく必要があります。

リングスリーブの適合表

リングスリーブ適合表

マーク電工ナイフ

【試験時使用頻度★】

VVFケーブルやVVRのケーブルの外装ストリップや芯線ストリップに使います。
VVFストリッパーが用意できれば電工ナイフを使わずに技能試験をこなすことができます。

マーク ③ウォーターポンププライヤー

【試験時使用頻度★】

アウトレットボックスに電線管(PF管・ネジなし電線管)を接続するのに使います。

マークドライバー(プラス No,2)

【試験時使用頻度★★★】

ランプレセプタクルや露出形コンセント、端子台のネジを緩めたり、締めたりするのに使用します。

マーク ⑤ドライバー(マイナス -5.5)

【試験時使用頻度★★】

スイッチやコンセントを固定する連用取付枠へ連用器具の取付け取り外し、差込型端子からのケーブルの取り外しに使用します。

マーク ⑥ペンチ

【試験時使用頻度★】

電線の切断や端子に接続するための、のの字加工に使います。
VVFストリッパーが用意できればペンチを使わずに技能試験をこなすことができます。

マーク ⑦スケール(布尺)

【試験時使用頻度★★】

ケーブルの長さを測るのに使用します。

マーク 指定工具外・VVFストリッパー

【試験時使用頻度★★★★★】
VVFストリッパー

VVFストリッパー

配線、ケーブルの切断、VVFケーブルの外装ストリップ、芯線ストリップ、のの字曲げ加工に使用します。

指定工具のみで技能試験をこなすとなるとVVFケーブルの外装被覆ストリップはカッターとペンチを使うしかありません。

VVFストリッパーの役割はVVFケーブルの外装被覆ストリップと芯線被覆ストリップです。2.0mm・2芯(VVF2.0-2C)や1.6mm・2芯(VVF1.6-2C)だけでなく2.0mm・3芯(VVF2.0-3C)や1.6mm・3芯(VVF1.6-3C)にも対応しています。

VVFストリッパー拡大図

2芯でも3芯でも4~5秒で外装被覆を剥くことができます。実際の電気工事士の技能試験では外装被覆ストリップは10箇所から12箇所あり、電工ナイフで作業すると外装被覆ストリップだけで20分以上かかってしますのではないでしょうか?

芯線被覆ストリップも2本同時にできますし、端子に接続するための、のの字曲げ加工もできてしまいます。
おすすめはHOZANのP-958というVVFストリッパーです。

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マーク 指定工具外・配線クリップ

【試験時使用頻度★★】

配線クリップは被覆剥きが終わった配線をジョイントボックス内に引き込み、圧着する配線を束ねておくのに使います。

マーク 電気工事士技能試験、会場と作業環境

電気工事士技能試験の会場は私立大学の教室の場合が多いです。座席については3人掛けの固定の長机に両端に1人づつ着席する感じになります。

机の奥行は35~40cm程度、幅は60cm程度と思っておいたほうが良いでしょう。結構狭いです。作業用の厚紙が敷かれてますが机の奥行より厚紙の奥行の方が大きいくらいです。

先に注意事項の用紙が配られますのであらかじめ確認することができます。試験の開始時間直前になると配線材料が配られます。(縦15cm×横20cm×高さ10cm程度のダンボール箱)個数を確認します。ビスやリングスリーブは上部の空いた個別のケースに立てらて入ってくるので落としたり、無くさない為にもケースから出さないほうがいいでしょう。

試験会場の教室全員の材料の確認が出来次第、試験管の合図とともに試験が開始されます。教室によって試験の開始時間が多少異なります。

とにかく机が狭いので必要最低限の工具を使用することをおすすめします。必要でない工具は作業の邪魔になるので気をつけましょう。

マーク 第二種電気工事士技能試験の合格に向けて

毎年1月中旬に一般財団法人電気技術者試験センターより技能試験候補問題の公表されます。候補問題の公表は13問です。
その候補問題の中から、上期の技能試験で1問、下期の技能で1問が出題されます。

配線材料と工具を準備し全13問を2回づつくらい練習しておくことをおすすめします。
候補問題を実際に機材や配線材料を使い練習する際は時間を計測しましょう。もちろん複線図を書くとことから計測開始です。
複線図にかける時間は3分程度が目安です。

最初はかなり時間がかってしまいますが、練習を繰り返すうちに徐々に慣れてきて、30分以内で完成することができるようになります。
練習あるのみですね。

この候補問題は筆記試験で言うならば過去問にあたります。過去問を繰り返しやることと全く変わりません。

筆記試験であれ、技能試験であれ、合格に必要なことは同じです。
試験に対する自信を持つことと、自信をつけるために万全な準備をすることです。
自信を持つこと、それは自分を信じること。
合格できる自分を信じられるように準備をすることなのでなのです。

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