電気工事士重大欠陥と対処法!技能試験判定基準

2014-11-10

第二種電気工事士技能試験の判定基準について理解しておきましょう。すべて覚えておく必要はありませんので、どんなことが電気工事士の重大欠陥や軽微な欠陥なのかを頭に入れておきましょう。

電気工事士技能試験では重大欠陥は1つで不合格で、軽微な欠陥は3つで不合格となります。軽微な欠陥は2つまでなら合格です。小さなミスには充分気を付けましょう。

マーク 電気工事士技能試験!重大欠陥のまとめ

電気工事士なら!「重大欠陥」を理解しておこう

第二種電気工事士技能試験

【1】未着手、未接続、未結線、取り付け枠の未取り付け
   未着手、未接続、未結線は問題外ですが、スイッチやコンセントの取り付け枠
   (取り付け連用枠含む)の付け忘れには注意しましょう。

【2】配線、器具の位置が配線図(単線図)と相違、配線図の寸法より著しく短い
   例えば電線管の取り付け位置が間違えていても重大欠陥になりますので、電気工事士
   技能試験の単線図をよく確認しましょう。
   配線が短いことについては電線切断時の寸法間違えが主な原因です。電線の切断は
   慎重に、そして確実に行いましょう。電線の接続や圧着の寸法を考えないで単線図の
   サイズに切断してしまうと取り返しがつきません。
   電線の接続等が不可能になりかねませんので注意しましょう。

【3】誤接続、誤結線
   第二種電気工事士技能試験の単線図や複線図をよく確認して接続しましょう。

【4】電線の種類が配線図と相違
   ケーブルの2芯と3芯を間違えることはないでしょうが、VVF1.6とVVF2.0は間違え
   ないように注意が必要です。

【5】接地側電線に白色以外の電線を使用
   接地側電線とはマイナス側もしくは0V側です。白色電線をつなぎましょう。

【6】電源から点滅器の非接地側電線に黒色以外の電線を使用
   非接地側電線はプラス側です。黒白電線をつなぎそれと接続するランプも黒を
   接続します。従って非接地側電線の黒色電線の接続は全て黒線を接続します。

【7】電源から器具に至る接地側電線に白色以外の電線を使用
   電源からランプレセプタクル・引掛けシーリング等に接続する電線は白色電線
   につなぎます。

【8】電線の損傷
   多少のキズなら重大欠陥ではなく、軽微な欠陥となります。

【9】リングスリーブ接続を指定された箇所以外で接続
   重大欠陥となりますので施工条件等をよく確認しましょう。

【10】差込コネクタ接続を指定された箇所以外で接続
   重大欠陥となりますので施工条件等をよく確認しましょう。

【11】リングスリーブ・差込コネクタの芯線の挿入不足コネクタ
   リングスリーブは2mm程度、芯線を残して
   圧着しましょう。
   先端も1~2mm残して切断しましょう。

【12】リングスリーブの相違、圧着マークの不適正
   VVF1.6×2はリングスリーブ小で圧着マークは
   ○です。
   リングスリーブ適合表は頭に入れておきましょう。
   
   ⇒リングスリーブ適合表はコチラ

【13】絶縁被覆の上から圧着
   圧着の際配線がズレないように注意しましょう。

【14】差込コネクタの外部に芯線が露出
   差込コネクタには差込寸法が表示されています。その寸法に芯線を
   切断し奥までしっかり挿入しましょう。

【15】電線管に通線されていないもの
   手直しには時間がかかるので、電線管の付け忘れに注意しましょう。

【16】電線管とボックスの未接続
   電線管はアウトレットボックスにしっかり固定しましょう。

【17】ランプレセプタクル、露出型コンセントの芯線をネジ止めしていないもの
   ネジの閉め忘れに注意してください。

【18】ランプレセプタクル、露出型コンセントの台座の上からケーブルを結線ランプ
   台座の下から電線を通しましょう。

【19】防護管の取り付け忘れ
   単線図をよく確認して取り付け忘れのないように
   しましょう。

【20】バインド線による防護管の支持を行っていないもの
   防護管はバインド線で固定しましょう。

マーク 技能試験!重大欠陥を起こさないために

電気工事士なら!「重大欠陥」を理解しておこう

重大欠陥を20項目挙げましたが、よくある重大欠陥をご紹介しましょう。

『【2】配線、器具の位置が配線図(単線図)と相違、配線図の寸法より著しく短い』
の「配線図の寸法より著しく短い」についての原因は電線の切断寸法間違えによるものです。試験問題の電線寸法と同じ長さで切断してしまった場合です。ジョイントボックス内での圧着の寸法や器具に取り付けるための寸法を考慮しないと取替しかつかなくなり重大欠陥となります。電線の切断時には細心の注意を心がけましょう。

『【6】電源から点滅器の非接地側電線に黒色以外の電線を使用』
電源の非接地側の黒線は全て黒線とつながっていなければ、どこかが間違えています。手直しは可能ですので重大欠陥を回避するために再度確認してみましょう。

『【12】リングスリーブの相違、圧着マークの不適正』
リングスリーブの適合をしっかり頭に入れておきましょう。手直しは簡単にできますので再確認を確実に行ってください。

【2】の電線の切断寸法の間違えをしなければ他の項目はどれも手直しすることが可能です。試験時間は40分でスピードが必要ですが、落ち着いて施工することが結果としてミスなく確実に施工できる最良の方法ではないでしょうか?施工が一通り終わったら、必ず再確認を行い重大欠陥を避けましょう。それが合否を分ける一番重要な事であるのではないでしょうか?

第二種電気工事士技能試験!軽微な欠陥はコチラ


Copyright(c) 資格サポート協会 All Rights Reserved.