第二種電気工事士、平成25年度の試験の難易度をのぞいてみよう!

2014-04-07

第二種電気工事士の試験を実際に受けて感じた合格率は70%程度ではないかと思います。国家試験の中では難易度は低い試験のように感じます。では、平成25年度の第二種電気工事士の合格率を見てみましょう。

第二種電気工事士平成25年度

上期筆記試験 受験者数 83746人 合格者 52758人 合格率 63.0%
上期技能試験 受験者数 66975人 合格者 52339人 合格率 78.1%

下期筆記試験 受験者数 25818人 合格者 15630人 合格率 60.5%
下期技能試験 受験者数 17206人 合格者 11661人 合格率 67.8%

筆記試験に合格した人が技能試験を受験できるため、(前年度筆記試験に合格した受験者、及び筆記試験免除者も含む)合算の合格率は上期合格率 49.2% 下期合格率 41.0% となります。

受験者10人中、5人以下という合格率は思っていたより低いと感じてしまいます。甘く見ていると足元をすくわれそうな合格率ですね。実際試験を受けて感じた難易度より低いですね。

合格率の幻想

では、なぜ思った以上の難易度なのかを考えていきましょう。まず考えられるのが、上期筆記試験、上期技能試験、下期筆記試験、下期技能試験というふうに試験単体での合格率が63%~78%と高いために簡単な試験と思われがちなのかもしれません。仮に筆記試験の合格率が7割、技能試験の合格率が7割としても、筆記試験に合格した7割がされに技能試験で7割に絞られるので、0.7×0.7=0.49 で合格率は49%となり、50%を切る計算になります。筆記試験と技能試験の合格率を合算したものが本来の合格率なので、それが全てをものがたっていますよね。

実は第二種電気工事士は受験者数の半分以下しか合格できない、意外と合格率が低く、難易度の高い試験だったのです。上期筆記試験、上期技能試験などの試験単体での合格率は幻想ということができますよね。まさに、油断大敵という言葉が当てはまる試験ではないでしょうか?第二種電気工事士の試験を2回も3回も不合格となった人はあまり聞きませんが、初めての試験で油断して落ちたという人はたくさん知っています。一度不合格になって翌年ようやく本気になり合格出来たというパターンはかなり多いのではないでしょうか?改めて、気を引き締めていきましょう。

合格基準

合格率の幻想を理解したところで、次は合格基準について考えてみましょう。筆記試験の合格基準は60点です。問題は50問出題されますので、30問以上正解で合格となります。技能試験の合格基準は致命的な欠陥は不合格、軽微な欠陥は3つあると不合格となります。2つまではOKです。

合格するには筆記試験はなんといっても過去問攻略に限ります。過去問10年分を2回もやればかなりの自信になると思います。技能試験については工具や、練習機材、配線材料等の準備と練習環境を作ることが大切です。その上で毎年公表される候補問題を繰り返し練習することですね。

筆記試験の中での難易度について

第二種電気工事士の筆記試験の中で難易度が高いと言われているのが計算問題です。出題される50問のうちの約10問が計算問題になります。しかし出題される計算問題は過去問でほとんど網羅されており、パターンも決まっています。公式を覚え、繰り返し問題を解くことで、慣れてくるので何も心配はありませんよね。しかも、しっかり、計算し答えが出れば、4択のマークシートで迷うことはありません。むしろ確実に正解できる問題だと言えますね。

次に難易度が高い問題は、電線の条数を求める問題と、リンクスリーブや差込みコネクタを選択する問題です。これを解くには複線図の書き方を理解しておく必要があります。後日受ける、技能試験の際、複線図が描けることは合格の絶対条件ですので複線図の書き方は理解しておいたほうがよいでしょう。ただこの手の問題は出題されても2問程度なので、時間がない場合は省くことも可能です。

難易度を味方に付ける

難易度や合格率について分かったところで、それを味方につけなければ合格は近づいてきませんね。味方につけるためには敵を知ること。筆記試験に関して言えば、60点以上で合格ですが難易度や周りの受験者に関係なくあなた自身が60点以上取れるかどうか?よって、あくまでも難易度は、受験するための参考値でありあなた自身の合格確率ではないことを理解しておきましょう。

あたなの努力次第で合格率を大幅に上げることは可能であり、決して難しいことではないのです。合格率を上回ることはいくらでもできるのです。それをふまえた上で試験の準備を進めましょう。第二種電気工事士の筆記試験であれば、過去問をしっかりやることで誰でも合格レベルに到達できます。

難易度は味方に付けることで効果を発揮します。第二種電気工事士の試験は油断できません。上期の筆記試験は6月1日です。しっかりした準備でのぞみましょう。


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