配電理論・配線設計⑩ 電動機の過負荷保護
2014-09-06
屋内に施設する電動機には、過負荷などにより焼損する過電流を生じた場合に自動的にこれを阻止し、又は警報を出す装置を設けなければならない。
・省略することができる場合
①電動機を運転中、常時、取り扱い者が監視出来る位置に設置する場合
②電動機の構造上又は電動機の負荷の性質上、電動機を焼損する恐れのある過電流が生じる
おそれがない場合
③電動機が単相のものであって、その電源側に施設する過電流遮断器の定格電流が15A
(配線用遮断器にあたっては20A)以下の場合
④電動機の出力0.2kw以下の場合