電気工事士、絶対に合格できる過去問攻略の準備①

2014-04-10

電気工事士の過去問を攻略するにはポイントをおさえておく必要があります。特に第二種電気工事士の筆記試験では同じような過去問が繰り返し出題されるケースが多いようです。ですので過去問を攻略するだけで試験に合格できるのです。

出題は大きく分けると2つ。一般問題と配線線図の問題です。配点は一般問題が30問で60点、配線図の問題は20問で40点です。合計50問で100点です。

一般問題の過去問攻略ポイント

①計算問題 (10問)

1)導体の抵抗
導体の抵抗(R)=抵抗率(ρ)×長さ(L)÷断面積(A)ですね。直径を2倍にしたときの抵抗は?という問題がよく出題されます。直径が2倍ということは断面積は4倍になりますよね。よって抵抗は1/4倍です。

2)抵抗回路の計算
直列回路=各抵抗の和 R=R1+R2+R3+・・・
並列回路=和分の積  R=R1×R2×R3×・・・/R1+R2+R3+・・・
ブリッジ回路     R2×RX=R1×R3 RX=R1×R3/R2
複雑な回路の場合でも、よーく見るとブリッジ回路である場合があります。抵抗が5つあったらブリッジ回路かどうか確認にしてみましょう。ブリッジ回路であれば真ん中にくる抵抗には電位差がなく抵抗値は0Ωにできますよね。そうすると上の式が成り立ちます。

3)交流回路の計算
正弦波交流の実効値=最大値×1/√2
誘導リアクタンス=コイル⇒位相が90°遅れる⇒ベクトル図下向き(直角三角形下向き)
容量リアクタンス=コンデンサ⇒位相が90°進む⇒ベクトル図上向き(直角三角形上向き)
抵抗⇒ベクトル図横向き
インピーダンス⇒ベクトル図の斜め線(直角三角形より計算)

4)交流電力と力率
電力P=VIcosθ cosθ(力率)
抵抗とリアクタンスの並列回路で力率を求める問題ではインピーダンスに対する抵抗の割合が力率となります。
力率=回路に流れる電流(インピーダンス)/抵抗に流れる電流

5)三相交流回路 
スター結線 線間電圧=√3×相電圧 線電流=相電流
デルタ結線 線間電圧=相電圧 線電流=√3×相電流
三相の電力量W=√3×VIcosθ・t
※1線断線した場合の考え方 三相3線式の1線が断線した場合は単相2線式の回路として計算します。

6)線路の電圧降下
単相2線式 電圧降下V=2IR 単相3線式 電圧降下V=IR
三相3線式 電圧降下V=√3IR
※1線断線した場合の考え方 単相3線式の中性線が断線した場合は単相2線式の回路として計算します。

7)電動機の幹線設計
定格電流50A以下の場合 幹線の許容電流IW≧1.25×電動機の定格電流の合計+他の機器合計
定格電流50A以上の場合 幹線の許容電流IW≧1.1×電動機の定格電流の合計+他の機器合計

8)分岐回路設計
30A分岐回路の使用電線 直径2.6mm以上
40A分岐回路の使用電線 断面積8mm2以上
50A分岐回路の使用電線 断面積14mm2以上

②電気機材・材料 (8問)

配線用遮断器の特性 30A以下 定格電流の1.25倍 60分以内で動作
               定格電流の2倍   2時間以内で動作
漏電遮断器の省略 対地電圧150V以下、水気のない場所、接地抵抗値3Ω以下の場所
絶縁電線の許容電流 単線 直径1.6mm 27A 2.0mm 35A 2.6mm 48A
電流減少係数 電線数3本以下 0.70 4本 0.63 5~6本 0.56 7~15本 0.49

③施工 (5問)

ケーブル工事 垂直に取り付ける場合6m以下
金属管工事  垂直に取り付ける場合6m以下
C種接地工事 300v以上 接地抵抗 10Ω以下
D種接地工事 300V以下 接地抵抗 100Ω以下
C種・D種接地工事ともに0.5秒以内に動作する漏電遮断器を取り付ける場合は接地抵抗を500Ωとすることができる。

④照明・測定・計測 (4問)

低圧電路の絶縁抵抗値 300V以下 対地電圧150V以下 0.1MΩ
           300V以下 対地電圧150V超過 0.2MΩ
           300Vを超えるもの       0.4MΩ

⑤法令 (3問)

電圧の区分 低圧:直流低圧750V以下 交流600v以下
      高圧:直流750Vを超えるもの、交流600Vを超え7000V以下のもの
一般用電気工作物 600V以下で受電 小電力発電設備
自家用工作物   電気事業用に使う電気工作物、高圧・特高圧で受電するもの
電気工事士でなければできない作業
・配線相互を接続する作業 ・がいしに電線を接続する作業 ・線ぴに電線を収める作業
・電線管の曲げ、ねじ切り ・金属製のボックスを造営材に取り付ける作業
・メタルラス張り
電気工事士でなくてもできる軽微な作業
・キャプタイヤケーブルを接続する作業 ・600V以下で端子に電線を接続する作業
・600V以下ヒューズの取り付け作業 ・インターフォン、小型変圧器の二次側の配線工事

一般問題の過去問攻略でした。準備はいかかですか?
以上を理解した上で、過去問に取り組むことで攻略の速度が増すことと思います。
配線図の問題は次回のブログにて公開します。お楽しみに!


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